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『ファインディング・ニモ』続編、7月16日に公開へ 吹替版は木梨憲武と室井滋が続投

2016年02月02日 05:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『ファインディング・ドリー』(上)、木梨憲武(左下)、室井滋(右下) (c)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 『ファインディング・ニモ』の続編『ファインディング・ドリー』が7月16日に公開されることが決定した。


参考:『アーロと少年』、アーロとお父さんの約束を描く本編映像が公開 安田成美による吹き替えも


 日本での興行収入が110億円を突破し大ヒットを記録したディズニー/ピクサーの『ファインディング・ニモ』。その13年ぶりの続編となる本作では、“海の世界”を舞台に、忘れんぼうのドリーが家族を探すため、親友のニモと一緒に大冒険を繰り広げる姿が描かれる。監督・脚本は前作に引き続き、アンドリュー・スタントンが務め、共同監督には『トイ・ストーリー』シリーズのテレビ作品『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』のアンガス・マックレーンがクレジットされている。


 日本語吹き替え版では、木梨憲武がニモのお父さんマーリン役で、室井滋がドリー役で続投することも決定。


 木梨は「13年ぶりの第2弾はドリーの物語。どんな作品になるのか楽しみです。1作目は1週間アフレコで叫んでいた事を思い出します。今回も声優として叫び続けます」と、前作を振り返りながら今回の意気込みを語る。3月12日公開の『アーロと少年』では、木梨の妻・安田成美がアーロの母親役の声優を務めており、夫婦揃ってピクサー作品の声優を担当することに。「光栄です! 作品は違いますが、声優のお仕事、成美さんに負けないようにがんばります」コメントをしている。


 室井は、「私、大らかで忘れんぼうのドリーが好き。再びあのドリーに会えるなんて夢みたいです」と期待に胸をふくらませながら、「しかも今回は『ファインディング・ドリー』だって言うじゃありませんか。もう嬉しくって宝クジ当たったみたいに、お正月からずっと笑ってます。ユニークなクジラ語も一層磨いて、心を込めて日本のドリーになりたいと思います」と喜びを隠せない様子で意気込みを述べている。


 スタントン監督は、「前作に続いて、本作でも、室井さんと木梨さんにドリーとマーリンの声優を担当してもらうことに感激しているよ!」と、室井と木梨の続投を喜びながら、「今回は、忘れんぼうのドリーを中心とした物語で、彼女の過去に隠された真実を解き明かす冒険を描いている」と作品を解説。「ふたりはユーモアと感動を完璧なバランスで織り込んで、ドリーとマーリンを演じてくれている。室井さんと木梨さん、そして他の日本人キャストたちが命を吹き込んだキャラクターたちをきっと気に入ると思うよ。この夏、『ファインディング・ドリー』を皆さんにお届けできるのが楽しみだよ」と自信をうかがわせるコメントを寄せている。(リアルサウンド編集部)