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マクラーレン・ホンダのカラーリング変更の噂は単なる推測

2016年02月01日 21:41  AUTOSPORT web

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ピレリ ウエットタイヤテスト ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダMP4-30)
マクラーレン・ホンダは、2016シーズンに投入する新車『MP4-31』に、新たなカラーリングを採用する可能性があると、一部のメディアが推測している。

 先週、チームはピレリのウエットタイヤテストに参加したが、その際ステアリングを握ったストフェル・バンドーンのレーシングスーツには胸の下に新たに黒のスペースが加わり星と三日月のデザインが施されていたほか、同じ模様が昨年までジョニー・ウォーカーのスペースだったコクピットサイドにも見られた。

 スポンサーのサンタンデールUKの最新CMに出演したジェンソン・バトンも、黒と白のストライプを施したチームウェアを着用。さらに、スペインのスポーツ紙『Marca(マルカ)』が5万人を対象に実施したファン調査で2016年型マシンが黒と白を基調としたものになると答えたファンが26パーセントに達したことを紹介している。

 しかし、マクラーレンは昨年10月に「CHANDON(シャンドン)」とのオフィシャル・パートナー契約を発表、この提携は2016年から正式にスタートすることになっている。
 この発表時に公開されたレーシングスーツには、今回バンドーンがピレリテストで着用していたものと同じデザインで「CHANDON」のロゴが掲げられ、同様にコクピットサイドにも同ロゴが貼られている。
 また、今回使われた星と三日月のデザインも「CHANDON」のブランドロゴに採用されているものであるから、今回の推測はそれらを考慮すれば予定通りの変更とも捉えることができる。

 Marcaのレポートにも、「何も変わらないことはあり得る」という関係者のコメントが掲載されている。