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石炭の「レコード盤」を踏んで音を聴く、藤本由紀夫の個展

2016年02月01日 10:50  CINRA.NET

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藤本由紀夫展『Broom(Coal)/ Tokyo』イメージビジュアル copyright the artist, courtesy to ShugoArts
藤本由紀夫の個展『Broom(Coal)/ Tokyo』が2月6日から東京・三軒茶屋のシュウゴアーツ・ウィークエンドギャラリーで開催される。

1970年代に電子音楽を学び、1980年代半ばから日常の中の「音」に着目したサウンドオブジェやインスタレーション、パフォーマンスなどを発表している藤本由紀夫。

同展では、ギャラリーの床に敷き詰めた石炭で「レコード盤」をかたどり、来場者がその上を歩いて生じる音を聴くというインスタレーション『Broom』を展示。『Broom』はこれまでにオーストラリア・パース、ドイツ・ドルトムントでも発表されているが、今回が日本初展示となる。

会期初日には藤本によるトークショーを開催。具体美術協会に所属した作家・村上三郎による「紙破り」のパフォーマンスについて「音」の見地から考察し、藤本が自ら制作に関わった映像を上映する。