トップへ

早死の恐れもあるかくれ不眠、5個以上の人は要注意!

2016年01月31日 05:20  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

写真
肥満や早死にも繋がるかくれ不眠。放っておくと、本格的な不眠になってしまうおそれも。まずは、下のチェックリスト(作成:睡眠改善委員会)で、かくれ不眠かどうかを確認しよう。 ①寝る時間は決まっておらず、毎日バラバラである ②思ったよりも早く起きてしまうことがある ③眠れないのは異常ではない ④平日にあまり寝られないため、休日に「寝だめ」をする ⑤最近、面白そうなことがあってもあまりやる気が出ない ⑥寝つきが悪いことが多い ⑦集中力が途切れがちで、イライラすることが多い ⑧起きたときに「よく寝た」と思えない ⑨よく昼間に居眠りしてしまうことがある ⑩夜中に何度か起きてしまうことがある ⑪仕事が忙しいと、寝ないで夜遅くまで頑張ってしまう ⑫自分は寝なくても大丈夫なほう かくれ不眠には以下の5つのタイプがある。あてはまるチェック項目が5個以上の人は要注意。さらに、特にこれがあてはまっていたら危ない、という項目を解説する。 ■眠りを大切にしない「自分は大丈夫」タイプ ・チェック項目が6個以上あてはまる ・③眠れないのは異常ではない、にあてはまる ・⑫自分は寝なくても大丈夫なほう、にあてはまる 本格的な不眠症にもっとも近いのが、このタイプ。睡眠不足は当然のこと、自分は寝なくても平気、眠る時間があったら頑張らないと、と考えて睡眠をないがしろにしている。自分がかくれ不眠であることを自覚し、生活習慣の見直しを。 ■忙しすぎる「生活不規則」タイプ ・チェック項目が5個以上あてはまる ・①眠る時間が決まっていない、にあてはまる ・⑨よく昼間に居眠りをする、にあてはまる 日常生活や仕事で忙しく、生活パターンが不規則な人に見られるタイプ。知らず知らず睡眠を削っているので、本人があまり寝不足を気にしていなくても、実は心身に負担がかかっている。健康に問題が出る前に、睡眠について考えて。 ■脳が疲れぎみの「高ストレス」タイプ ・⑤面白そうなことにもやる気が出ない、にあてはまる ・⑥寝つきが悪い、にあてはまる ・⑦イライラしやすい、にあてはまる チェック項目であてはまる項目が少なくても、上記にチェックが入っていたら、このタイプ。睡眠の質と量が不十分なことから脳に疲れがたまり、イライラ、無気力などメンタル面で問題を抱えやすい。睡眠を改善して、日々の不満解消を。 ■最も多い「眠りが浅い」タイプ ・あてはまる該当項目は少ない ・⑥寝つきが悪い、にあてはまる ・⑧熟眠感がない、にあてはまる 睡眠は十分とっていても、眠りが浅く、質が悪いタイプ。生活は規則的で、睡眠も大切にしていても、ぐっすり眠れたという感じがない。高齢者に多いが、若年層にも存在。寝室の環境を整えるなど、睡眠の質を向上させることを目指そう。 ■まだ不調感はない「初期かくれ不眠」タイプ ・チェック項目が2~3個あてはまる ・②早く起きてしまう、にあてはまる ・⑥寝つきが悪い、にあてはまる かくれ不眠の症状はごく軽いタイプ。ただし、「かくれ不眠チェック」で該当項目があるということは、何らかの悩みや問題を抱えているということ。今のうちに生活リズムや睡眠環境を見直し、改善を図ることで快眠者を目指そう。 イラスト/さとう遊