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イヴ・サンローランの美術館 パリとマラケシュの2ヵ所に来年秋開館

2016年01月29日 14:22  Fashionsnap.com

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ピエール・ベルジェーイヴ・サンローラン財団(Fondation Pierre Bergé-Yves Saint Laurent)が、デザイナーのイヴ・サン・ローラン(Yves Saint Laurent)の美術館を、2017年秋を目処にパリとモロッコ・マラケシュの2ヵ所にオープンすることを発表した。

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 ピエール・ベルジェーイヴ・サンローラン財団はサンローランの公私に渡る長年のパートナー、ピエール・ベルジェ(Pierre Bergé)によって2002年に設立。5,000点のオートクチュール作品をはじめ、1万5,000点に及ぶアクセサリーやサンローランのスケッチなど多数のアーカイヴを保有する。パリの美術館は、かつてイヴ・サンローランのアトリエで現在、財団が本部を構えるマルソー通り沿いに位置する。モロッコのマラケシュは、サンローランが60年代に訪れて以来コレクションにも度々引用されるなどインスピレーション源となりデザイナー引退後余生を過ごしたゆかりの地。美術館はマラケシュの自身の名前が冠されたイヴ・サンローラン通りに建設される予定。