Nick Lavesqueさんは、サンフランシスコ在住のアーティスト。
かねてより環境問題に関心を抱いていた彼は、自然の産物と人間が作り出したものを組み合わせ、ほんのり愛嬌のあるオブジェを生み出すことに熱中しています。
自然をモチーフに廃棄物で作品作り
オブジェ作りの材料となるのは、枯れ葉や流木、それに錆びついたメタルなど。
それに電球や電気コードなど、すでに廃棄物となったものを寄せ集め、ユーモアがありつつも、どことなくアイロニカルな作品を発表しています。
そのモチーフとなるのは、鳥やクモ、鹿など自然に生息する生き物たち。
また、ガイコツや心臓、唇といった人間の身体の一部もよく作品に登場します。
言ってしまえばありきたりの、道に転がっているようなパーツが、こんな形で見事に融合するとは、ということで、海外では密かに話題になっているようです。
環境について考えよう、というメッセージ
部屋にさりげなく飾っても可愛いこのオブジェ。
人間が豊かになればなるほど、その一方で自然破壊が叫ばれるという現実。
Nicholasさんの作品は、自然と人間の共存を謳っているようにも見えます。
さりげないんだけどちょっと考えさせられる、そんなアートが身近にあってもいいのかもしれませんね。
Nick Lavesque
http://art.nicholaslevesque.com
・アート(まとめ)