トップへ

【動画】別の競技場として実現する?吉岡徳仁が新国立競技場のデザイン案公開

2016年01月27日 15:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

動画より
「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」のショップデザインを手がけ、「エルメス(HERMES)」や「レクサス(LEXUS)」ともコラボレーションしてきた吉岡徳仁が、新国立競技場の建築案を公開した。既に隈研吾のデザインが選定されたが、別の競技場として建築されることを願い公開。同氏は新国立競技場について「新たに生まれ変わる新国立競技場は、アスリートの聖地として、日本のシンボルとなり2020年東京オリンピックのレガシーになることを願っております」と声明を発表している。

吉岡徳仁が新国立競技場のデザイン案公開の画像を拡大

 今回発表された建築案は「-浮遊する『泉』-その建築は、巨大な聖火台へ。」というタイトルのもと、自然と一体になるデザインに仕上げたという。「泉」をイメージした屋根には水が張り巡らされており、散歩やジョギングを楽しむことができるほか夏には冷却効果をもたらし、防災時にも活用することが可能。競技場全体が、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの聖火台になるようデザインされている。吉岡徳仁は実現に至らなかったがその斬新なデザインから今でも伝説として語り継がれている彫刻家ノグチイサムの作品、広島の原爆慰霊碑を引き合いに出し「このアイデアが永遠に生きつづけ、世界のどこかで未来に実現することを願っております」とコメントしている。