トップへ

ディーン・フジオカ、深田恭子の印象「本当に妖精みたい」

2016年01月27日 12:40  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

写真
ほわっとした深田恭子のかわいさ&“五代さま”とは打って変わったディーン・フジオカのツンデレな優しさが炸裂中の『ダメな私に恋してください』(TBS系・火曜・夜10時~)。初共演の2人に迫った。 ──共演の話を聞いたときには、どう思いました? 深田「海外でたくさん活躍されている方だと聞き、日本ではどんなお芝居されるのかなと、楽しみにしていました」 ディーン「すごくうれしかったですね。僕は高校卒業後にアメリカに留学したんですが、日本を離れる少し前に、ちょうど深田さんがドラマに出始めていて。僕にとって“テレビの中の人”“別世界の人”という感じで覚えていたので、今回、ご一緒させていただけると聞いて、本当に不思議な気持ちだったし、うれしかったです」 ──会う前の印象と実際に会ってみた感想は? 深田「クールな方なのかな、と思っていたんですけど、お会いしたらすごく気さくにお話ししてくださったり、いろんなことを教えてくださったり。撮影の合間の時間も、みんなで楽しく過ごせるように、いろんな提案をしてくださって。すごくいい現場作りを、日々していただいています」 ディーン「例えばチェスは、待ち時間にもできるし。今までの現場でも、けっこうよくやっていたんですね。そんな感じで今回も(笑い)。日本の将棋より、全然簡単ですよ。深田さんは、すごく柔らかい感じの方なんだろうなって想像していて。で、本当にご本人にお会いしたら、思った以上にそうだったっていうか」 深田「えー??」 ディーン「本当に妖精みたいな感じで。いるだけで、空気が和むというか。撮影って肉体労働だし大変だったりするんですが、ちょっとテンションが張り詰めたときでも、深田さんがそこにいることで、空気が柔らかくなったりするんです。僕も現場に行くのが毎日楽しみだし、きっと、みんなもそう思っていると思いますよ」 ──ディーンさんが演じる黒沢はドSですが、SとMでいったら、どっち? ディーン「俳優は限りなくMだなぁと思いながら、僕はやっていますね。ストーリーがあって、演出があって。俳優として仕事をさせてもらうと99%が受け身かなぁ、と」 深田「私もそうです。やっぱり常に叱られているというか……」 ディーン「アハハハハハ」 深田「だって(笑い)。“もうちょっとこうしてください”“はい、すみません”とか、いつもそんな感じなので(笑い)。私は、誰かを叱ったり、正したり、教えたりということがほとんどないので。例えば、後輩の方でも、やっぱり俳優は経験を積んだ年数ではなく、それぞれの役。監督の指導や演出に応えるという意味で、みんな、演者として、すごく平等だなと思っています」 ディーン「そうですね。フィルムクルーの一員って感じですね、みんな」 ──ミチコにとって天敵だった黒沢。でも、だんだん恋に変わっていきそうな予感。もともと苦手だったけど、好きになったものってある? 深田「うーん。さっきも少し言いましたけど、叱られることかな。昔は叱られるのが嫌で嫌で、叱られないように生きていたのですが(笑い)、言ってもらえることがありがたいって、だんだん思うようになって。“すごくいいよ!”よりも“そうじゃない”と言われたほうが気づきがある。そこで自分が思いもしなかった、新たな考え方が生まれたりするので」 ディーン「逆に好きだったけど嫌いになったもの、だったらあるんですけど(笑い)。僕、昔は飛行機に乗ることが、すごく好きだったんですよ。でも、今はとにかく乗りたくないですね(笑い)」 深田「移動が多いから?」 ディーン「裏を返せば、ひとつの場所にいたくなったんですよね。ひとつの場所にいられることの素晴らしさ、定住の素晴らしさに気づけたというか」 ──では、読者にメッセージを。 深田「私が演じるミチコ。ダメな部分がいっぱいあるんですけど、みなさん、それにイライラせず、どうか愛して、最後までご覧いただけたら幸いです」 ──でも、ミチコはイライラするタイプの子ではないような? 深田「そうですか? “みんながイライラしたらどうしよう”って思っています(笑い)」 ディーン「愛されキャラだと思いますよ。視聴者のみなさんが“ミチコ、おいっ!”と思うところは、僕が全部厳しくツッコんでいくので。下僕のようにイジる、愛あるムチをぜひ楽しんでもらえればと思います」 撮影/廣瀬靖士