企画展『デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン その過去と未来』が、1月29日から東京・六本木の東京ミッドタウン・デザインハブで開催される。
同展は、グラフィックデザインとコンピューターの関係について再考することを目的とした企画展。日本におけるグラフィックデザインとデジタルメディアの変革の歴史を、1970年代以前の「プレデジタルメディアの時代」、80年代の「CGの時代」、90年代の「マルチメディアの時代」、2000年代の「ウェブ広告の時代」に分類し、各年代の代表作品をパネルやモニター、実物で展示する。さらに人工知能の爆発的な発達が予測される2045年代以降を「シンギュラリティの時代」と捉え、コンピューターと人間の将来を見据えた作品や研究も紹介される。
出品作家は、荒木経惟、エキソニモ、金子國義、川村真司(PARTY)、グレッグ・ベア、田中一光、田中良治(Semitransparent Design)、勅使河原一雅、中村勇吾(tha ltd.)、西村佳哲、原田大三郎、東泉一郎(Higraph)、藤幡正樹、藤本由紀夫、暦本純一ら30組超が名を連ねている。また、幸村真佐男、田中良治、東泉一郎、藤幡正樹、暦本純一のインタビュー映像も上映される。
会期中には、デジタルメディアとグラフィックデザインの関係について振り返りながらシンギュラリティの時代におけるデザインについて考えるシンポジウムも予定されている。詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。