ホンダは、新しいパワーユニットが200馬力以上のパワーアップに成功したとの一部報道を否定した。
先週末、スペインのスポーツ紙ASは、マクラーレンのパワーユニットサプライヤーであるホンダが今オフの新PU開発で、新たに223馬力を生み出す方法を手にし、ライバルとのギャップを大幅に縮めたと報じた。
同紙のレポートでは、昨年のマクラーレン・ホンダの苦戦原因となったデプロイメントの問題を、ERSの冷却システムの再配置により改善したと示唆している。
しかし英Sky sportは25日、ホンダがこの報道について「これらのレポートは根拠のない単なる推測だ」とコメントしたと報じた。
マクラーレンは今季も“サイズゼロ”のコンセプトを継続することを明らかにしているが、ホンダF1プロジェクトの総責任者、新井康久氏はターボチャージャーのサイズ拡大やコンプレッサーの効率化など、各コンポーネンツの修正に取り組んでいることを認めている。