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チョコの祭典「サロン・デュ・ショコラ」開幕 伊勢丹ブランド×ショコラのドレスショーも

2016年01月26日 12:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ショコラ・ファッションショーの模様 Image by: FASHIONSNAP
フランス・パリ発のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が、1月27日に新宿NSビルでスタートする。今年は参加国が2ヶ国増え、19ヶ国から約100ブランドが集結。前日の26日に開かれたセレモニーではファッションショーが行われ、小松友香やトモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)、アラキ シロ(ARAKI SHIRO)らがショコラドレスを披露した。

第14回サロン・デュ・ショコラ開幕の画像を拡大

 今年で14回目を迎える「サロン・デュ・ショコラ」のテーマは、「カカオの誘惑。ショコラの冒険」。日本初登場の「スクレ ドゥ カカオ(Secret de cacao)」や「ブボ バルセロナ(bubó BARCELONA)」が初参加するほか、カカオ豆の焙煎からバーになるまでを一貫して工房で手がける「ビーン トゥー バー(Bean to Bar)」ブランドを特集し、フランス最古と言われているバスク地方の「ショコラ カズナーヴ(Chocolat Cazenave)」などが出展する。女性のショコラティエや、ショコラ愛好家クラブ「クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ(Club des Croqueurs de Chocolat)」が選出した日本人のショコラティエにもフォーカスを当て、幅広い商品をラインナップする。一流シェフ達のショコラを1つのボックスに収めた毎年恒例のサロン・デュ・ショコラ限定セレクションボックスは全3種を揃え、イートインコーナーでは日本初登場の「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)」のアイスバー「エクスキ モモ」などを販売する。
 今回のショーは、伊勢丹婦人ブランドのアイテムをベースに計10体を発表。アラキ シロとスイーツアーティストのクニカ(KUNIKA)は古代、トモ コイズミとパティシエの鍋田幸宏は中世、小松友香と「サクラ(SAKURA)」のシェフパティシエ森大祐は未来をテーマにそれぞれ3体ずつ制作し、最後を飾る「王女ラティエ」をイメージしたドレスはトモ コイズミと「アステリスク(ASTERISQUE)」のオーナーパティシエ和泉光一が手がけた。ヘッドピースやドレスの一部はチョコで作られ、未来を担当した小松友香は「海外では"チョコの3Dプリンタ"が開発されているので、ショコラの未来の技術をイメージした」というテクノロジーと掛け合わせた作品を制作した。セレモニーには主催者のフランソワ・ジャンテ氏やシルヴィー・ドゥース氏をはじめ、三越伊勢丹の大西洋社長やショコラアンバサダーの楠田枝里子が出席。大西社長は「日本の独自性を取り入れているので楽しんでもらえると思う」とコメントしている。1月26日の今日は伊勢丹アイカード会員限定で入場を受け付けており、9時30分時点で約400人が列を作るなど開場前から賑わいを見せている。一般向けの会期は27日から31日まで。
■サロン・デュ・ショコラ2016会期:2016年1月27日(水)~1月31日(日) 各日午前10時~午後8時会場:新宿NSビル地階=イベントホール(東京都庁舎隣り)
公式サイト