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カプサイシンで血行促進 冷え性にはトウガラシの足湯が◎

2016年01月26日 12:30  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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日常生活でのちょっとした体調不良にこそ、知恵ぐすりを使いたいもの。風邪から花粉症まで、冬から春にかけて多い不調や、慢性的に悩まされる腰痛や肩こりなど、多くの人が悩む症状を助ける知恵をご紹介。 ■女性の多い悩み 【冷え症】ヨモギ茶 身体を温めるシネオールやツヨンを含むヨモギは、冷え症に悩む女性の強い味方。6~7月にヨモギの葉をとり、水洗いした後、3日ほど陰干しにして細かく刻み、さらに2日ほど陰干しをすると、ヨモギ茶が完成。5gを急須に入れて湯を注ぎ、3分ほどおいて飲もう。 【冷え症】トウガラシの足湯 心臓から遠く、血液の循環が滞りがちな足先は、冷えを感じやすい部位。辛み成分のカプサイシンが皮膚を刺激し、血行促進してくれるトウガラシの足湯が効果的。やり方は、洗面器に42~43度の湯をはってトウガラシ1本を入れ、冷めたら湯を足しつつ、20分足をつけるだけ。 【更年期障害】ヤマイモのすりおろし ヤマイモに含まれるジオスゲニンという成分は、若返りのホルモン、デヒドロエピアンドロステロンに似た構造をもち、体内で同じ働きをすると考えられている。ほかにも、高血圧を防ぐコリンなどの成分も含有。熱に弱い成分が多いので、すりおろしを食事に取り入れて。 【更年期障害】イチジク 古くから汚れた血を浄化するとされたイチジク。体内で女性ホルモンと似た働きをする植物性エストロゲンを含むため、更年期障害を改善に導いてくれる。そのまま食べても、ジャムやドライフルーツにしても効果アリ。 【便秘】サツマイモ粥 イモ類の中でも、腸の内壁を刺激して排便を促す食物繊維が豊富なサツマイモ。その皮には、腸の働きをよくするヤラピンも多い。 つくり方は、①米40gをとぎ30分程度、水に浸す。②サツマイモ30gはよく洗い、皮つきのまま1cm角のサイの目切りにする。水にさらしてアクを抜いたら水けをきり、だし300リットルとともに鍋に入れ、火にかける。③沸騰したら弱火で20分ほど加熱し、②を入れて15分ほど炊く。お好みでごま塩をふっていただく。 【パサついた髪】黒砂糖ヘアパック 黒砂糖に多く含まれるタンパク質やミネラル、アミノ酸などの栄養が髪に作用し、パサつきなどのダメージを回復してくれる。 つくり方は、①粉末状にした黒砂糖30gに少しずつ水を加え、ペースト状に練る。②濡らした髪全体に①をもみ込み、5分ほど放置する。③ぬるま湯で髪全体を洗い流し、普段どおりシャンプーをする。 イラスト/アライヨウコ