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ジョニー・デップ「ビジョンに圧倒された」 『ブラック・スキャンダル』メイキング映像公開へ

2016年01月26日 12:11  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

 ジョニー・デップが主演を務める『ブラック・スキャンダル』のメイキング映像が公開された。


参考:「ジョニー・デップの演技には驚嘆した」ジョエル・エドガートンが『ブラック・スキャンダル』での共演を振り返る


 『ブラック・スキャンダル』は、1975年のボストンで実際に起こった、ギャングのボス、FBI捜査官、大物政治家によるFBI史上最悪の汚職事件を描いたクライムサスペンス。ギャングのボス、ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー役にジョニー・デップ、FBI捜査官のジョン・コノリー役にジョエル・エドガートン、バルジャーの弟で政治家のビリー・バルジャー役にベネディクト・カンバーバッチが揃うほか、ケビン・ベーコン、ダコタ・ジョンソンらが脇を固める。『クレイジーハート』『ファーナス/訣別の朝』のスコット・クーパー監督がメガホンを取る。


 このたび公開されたメイキング映像では、撮影の様子とともにキャスト・スタッフによるインタビュー映像が収録されている。コノリー役を演じたエドガートンは、クーパー監督について、「スコット・クーパーは若手の実力派で、作品ごとに力をつけている。ギャングの生き様を美化せずに描くのが彼の特徴だ」と語る。バルジャー役を演じたデップも、「スコットはやり手だ。現場での彼の有能さとビジョンに圧倒されたよ」とクーパー監督に対する賞賛の言葉を口にしている。


 クーパー監督は本作のポイントについて、「事実は小説よりも奇なり。作品に描かれる2人の男の力関係が魅力的だ。街で最も危険な悪党ホワイティ・バルジャーと、旧友でFBI捜査官のジョン・コノリー。コノリーのせいでバルジャーが大暴れする。FBI史上最大のスキャンダルだ」と解説し、「才能豊かで、チームワークもいい役者が集まって、良い演技をしてくれた」と作品の完成度に自信をのぞかせている。


 ホワイティ・バルジャーの弟で大物政治家のビリー・バルジャー役を演じたカンバーバッチも、「スコットには役者を惹きつける魅力がある。俳優出身だから、役者の気持ちが分かるんだ」とクーパー監督を絶賛している。また、用心棒のウィークス役を演じたジェシー・プレモンズや、製作を務めたジョン・レッシャーのインタビューも収められている。(リアルサウンド編集部)