「アディダス オリジナルス(adidas Originals)」と相澤陽介が手がける「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」の協業コレクション「adidas Originals by White Mountaineering」の新作発表を、キネティックライトが演出した。ドイツ発の動くライティングシステムで、ファッションショーで使用されたのは初めて。
「adidas Originals by White Mountaineering」の2016年秋冬コレクションは、イタリア・フィレンツェのメンズウェア見本市「第89回ピッティ・イマージネ・ウオモ(Pitti Immagine Uomo)」のデザイナー・プロジェクトとして発表された。「ホワイトマウンテニアリング」にとってピッティの参加は3年ぶりで、両者の協業コレクションは2シーズン目。かつて鉄道駅だったStazione Leopoldaを会場に、トライアングル型の舞台で開催されたショーでは、モデルと連動して天井からワイヤーで吊るされたトライアングル型のキネティックライトがなめらかに動きながら点灯し、インタラクティブな演出が注目を浴びた。音楽はCOS/MESが担当。
コレクションは、アディダスのアーカイブから素材やディテールを再解釈し、ストリートやミリタリーといった様々な要素を取り入れて現代的なタウンユースのスポーツウェアを提案。メンズ向けだが初めて女性モデルも起用され、コラボレーションを象徴するスリーストライプス(3本線)はボディペイントにも施された。新作は8月に発売が予定されている。
【映像・画像】adidas Originals by White Mountaineering 2016年秋冬コレクション