映画『女が眠る時』から場面写真が公開された。
場面写真では、ビートたけし演じる主人公の佐原が、忽那汐里演じる美樹の眠る姿を見つめる様子や、ノースリーブのワンピースを着た裸足の美樹が佐原と共に海辺で雨に打たれている姿、西島秀俊演じる健二が険しい表情でメモを取っている場面が確認できるほか、佐原たちの過去を知る居酒屋店主役のリリー・フランキー、健二に疑いの目を向ける刑事役の新井浩文らの姿も写し出されている。
2月27日から公開される『女が眠る時』は、スペインの作家ハビエル・マリアスの短編小説を、香港出身のウェイン・ワン監督が日本人キャストのみで映画化した作品。妻とリゾートホテルを訪れた作家の健二が、好奇心からホテルの宿泊客である佐原と美樹の部屋を覗くようになり、やがて常軌を逸したストーカー行為におよぶ様と、美樹に対する佐原の執着が狂気を孕んでいく様子が描かれる。