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新生ルノーF1、クラッシュテストをパス

2016年01月22日 00:11  AUTOSPORT web

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ワークスチームとして活動するルノー
新生ルノーF1の2016年型マシンが、FIAのクラッシュテストを無事パスしたことが明らかになった。

 ロータスF1チームを買収したフランスの巨人、ルノーは、2016年シーズンから再びフルワークスチームとしてF1活動を再開することが決まっている。

 現時点でチームの体制は明らかになっていないが、先日彼らは体制発表を匂わせる動画を公開。「2016年2月3日をお忘れなく」という内容で、おそらくはパリで記者会見を開き、チームのマネジメントやドライバー、マシンのカラーリングなどを公開するとみられている。

 ただし、チームのマネジメントについては、GP2でARTグランプリを率いるフレデリック・バスールがレーシングディレクターに就任するといわれており、ルノー・スポールF1のマネージングディレクター、シリル・アビテブールはファクトリーのCEOに、前ロータスオーナーのジェラール・ロペスも取締役のポジションに残留。F1で4度のチャンピオンに輝いたフランスの英雄アラン・プロストがチームのアンバサダーに就任など、すでに多くの報道がなされている。

 残る焦点は、スポンサーマネーの滞りが噂されるマルドナドが正式にルノーのドライバーとしてアナウンスされるかだが、一時、彼の公認候補と報じられた元マクラーレンのケビン・マグヌッセンにその後目立った動きは確認されていない。