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トレンドにまさかの「腹上死」 何かと思えば新・牡丹と薔薇だった!

2016年01月21日 17:51  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

トレンドにまさかの「腹上死」 何かと思えば新・牡丹と薔薇だった!

「腹上死」という単語がまさかのTwitterトレンド入りをはたしています。


何事かというと、フジテレビ系列の昼ドラ枠で放映されている『新・牡丹と薔薇』の1月21日放送の中で、岡田浩輝さん演じる主人公の義理の父親・崑一が腹上死を遂げたことによるもの。死んだ理由も衝撃的ですが、さらにはあまりの幸せそうな死に顔まで放送され「我が人生に悔いなしっ……」とでも言いたそうだと思った人が続出しています。


【元の記事はこちら】



そもそも『新・牡丹と薔薇』は2004年に放映されて、そのドロドロさから一躍ブームを引き起こした『牡丹と薔薇』のリメイクです。
原作と脚本は前回と同じでキャストと内容を一新したそうですが、因縁と愛憎の姉妹関係と薔薇園の存在は健在。


ストーリーも毎度のことながら人間関係に愛憎渦巻きまくっています。
高校生で妊娠した母親の眞澄が主人公の富貴子を産んで養子に出し、薔薇園の経営者である小日向崑一と結婚して、崑一の連れ子のぼたんと授かった子供である美輪子を育てていました。


あるとき、美輪子に一目惚れした墓地の管理人である多摩留が眞澄に交際を反対されてストーカーとなってしまい、美輪子の身代わりとなったぼたんを殺害。その後、養子に出していたぼたんそっくりの富貴子を小日向家に呼び寄せ一緒に住むようになりますが、実は富貴子が養子縁組されていった先の家の長男が多摩留で、彼女の義理の兄だったのでした……。


今回、腹上死した義理の父・崑一は、そのとき誰とベッドインしていたのかというと、何と殺害されたぼたんの母であり元妻の世奈子とよりを戻して激しい一夜に精を出していたというわけです。つまりは不倫中だったのですね。
主人公と眞澄が駆けつけた病院で、医者は「急性心不全…まぁいわゆる、腹上死ですかねえ」とポロリ。現妻と元妻の激しいバトルが勃発してしまったのでした。



ほぼ毎回と言っていいほど、こんな激しい展開が見逃せないというわけなんです!


東海テレビ制作の昼ドラと言えば『真珠夫人』『牡丹と薔薇』『冬の輪舞』とドロドロな愛憎劇をお茶の間に届けて久しいですが、昼ドラ枠はこの『新・牡丹と薔薇』を最後に終了してしまうとのことです。
昼間にテレビをつけたらドロドロの昼ドラがやっている、というのが楽しみのひとつでもある人にとっては寂しいことこの上ないですよね。
『新・牡丹と薔薇』は3月までとのことですが、急展開をお見逃しなく!



▼参考
新・牡丹と薔薇オフィシャルサイト


(文:貴崎ダリア)