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R・ゼメキス最新作『ザ・ウォーク』、壮大な音楽演出にスポット当てた特別映像公開

2016年01月21日 17:31  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)2015 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.

 ロバート・ゼメキス最新作『ザ・ウォーク』より、作曲家アラン・シルヴェストリの音楽演出にスポットを当てた特別映像が公開された。


参考:http://realsound.jp/movie/2016/01/post-808.html


 『ザ・ウォーク』は、1974年当時、世界一の高さを誇ったワールドトレードセンターの間にワイヤーロープを張り、地上411mの空中闊歩に命綱なしで挑んだ男、フィリップ・プティの実話をもとにした作品だ。監督は、『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞を手にした巨匠、ロバート・ゼメキス監督が務める。


 今回公開された映像は、本作の音楽を担当したアラン・シルヴェストリの劇伴と共に、ノートルダム大聖堂でワイヤーウォークに臨むプティの姿が映し出される。ゆったりとしたリズムの音楽が流れるなか、パリのノートルダム大聖堂の2つの尖塔の間でワイヤーウォークに挑戦したことを語るプティ。プティ達が下準備を行う場面へ移ると音楽はジャズに変わり、密かにワイヤーを渡すプティ達の行動を表すかのように、緊張感のある音楽が場面を盛り上げている。そして、ワイヤーウォークに挑戦する場面になると、音楽はプティの挑戦の喜びを表すような清々しいメロディに変化していく。


 アラン・シルヴェストリは、『ロマンシング・ストーン/秘宝の谷』でゼメキスと初タッグを組んで以来、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 3部作や『フォレスト・ガンプ/一期一会』、『コンタクト』、『キャスト・アウェイ』、『ベオウルフ/呪われし勇者』、『ポーラー・エクスプレス』など、同監督の劇場公開作品のすべての音楽を手掛けている。作曲家として何十年にもわたって活躍しているシルヴェストリは、グラミー賞に3度、アカデミー賞とエミー賞にそれぞれ2度ずつ、ゴールデングローブ賞にもノミネートした経歴を持つ。シルヴェストリが持つ多様な音楽スタイルや、独特でリズミカルなメロディは、さまざまな年代の映画ファンからも高く評価されている。(リアルサウンド映画部)