映画『世界から猫が消えたなら』の予告編が公開された。
予告編は、同作のモニター試写会での観客の様子を捉えた映像からスタート。また佐藤健演じる「僕」が「僕、もうすぐ死ぬんだ」と語る場面、宮崎あおい演じる「僕」の元恋人が水に濡れながら泣いているシーン、「この世界から猫を消しましょう」というセリフなどが盛り込まれている。あわせて公開された場面写真では、佐藤健が愛猫・キャベツを抱きかかえている様子、水に濡れている姿が確認できる。
『世界から猫が消えたなら』は、川村元気が2012年にLINEで連載した小説をもとにした作品。余命を宣告された郵便配達員の主人公が、自分と同じ姿をした悪魔と「大切なものと引き換えに1日の命を得る」という取引をしながら、かつての恋人や親友、家族との絆を確かめていく様を描く。メガホンを取ったのは『ジャッジ!』などの永井聡。脚本を岡田惠和、音楽を小林武史が担当している。