フェラーリとセバスチャン・ベッテルが、2016年のプレシーズンテストを前に、2014年型マシンF14Tで走行を行った。
フェラーリのスポークスパーソンは、英Autosportに対し、「シミュレーターとの相関テスト」を行ったと認めた。ベッテルは19日、フィオラノのテストコースで走行したということだ。
F1スポーティングレギュレーションでは、今年チームはFIAに報告の上、2012年、2013年、2014年のマシンを改良せずに走らせることが認められている。新しいコンポーネントを装着することは許されず、テスト用のタイヤを使用しなければならない。
ベッテルは最近マラネロで何度もチームとのミーティングに参加、来週ポール・リカールで行われるピレリのウエットタイヤのテストでも走行を行う。チームメイトのキミ・ライコネンもこのテストに参加する見込みだが、25日、26日のそれぞれの担当日は現時点では不明だ。
ポール・リカールでのテストには、フェラーリの他、マクラーレンとレッドブルが参加、それぞれストフェル・バンドーン、ダニエル・リカルド&ダニール・クビアトを走らせる予定。参加チームが有利にならないよう、このテストでは2015年のマシンが使用される。
フェラーリはまだ2016年型マシンの発表日を明らかにしていない。