2016年01月19日 16:21 弁護士ドットコム
任天堂は1月19日、ニンテンドーDSで不正にゲームをプレイすることができる機器「マジコン」を輸入販売する業者らに対して、販売の差し止めや損害賠償を求めていた裁判で、最高裁が1月12日、業者らの上告を棄却し、上告受理の申し立てを受理しない決定をしたことを発表した。
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輸入販売の差し止めと、約9500万円の損害賠償金の支払いを輸入販売業社に命じた1審判決が確定した。任天堂は、「ゲーム業界全体にとって極めて重要な判決・決定」であり、「マジコン等の不正な装置に対して、民事・刑事の手段を問わず、今後も継続して断固たる法的措置を講じる」としている。
(弁護士ドットコムニュース)