「コロンビア」がライフスタイル向けライン開始 テーマはアクティブアーバン

「コロンビア（Columbia）」が、近年のアウトドアマーケットの変化に伴って、「アクティブアーバン」をテーマにした新しいプロダクトラインを2016年秋冬シーズンにスタートさせる。ライフスタイルに取り入れやすい都会的なアウトドアウェアを提案していくといい、ニーズやシーンに合わせて既存のコンセプトと使い分けつつも、徐々にイメージをシフトしていく考えだ。

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　暖冬や火山活動の活性化などの影響でアウトドアアクティビティのエントリー層は年々減少する一方で、アウトドアテイストを日々の生活に取り入れるというライフスタイル化の流れは進行中。こうした背景からコロンビアは「プロダクトラインとブランドイメージに関する変革」を2016年秋冬シーズンに打ち出し、ブラックレーベルと位置付ける新ラインをスタートさせる。
　ブラックレーベルは、アメリカ・パシフィックノースウェストのライフスタイルに着想を得て、デビューコレクションではメンズアイテムを揃える予定。ポートランドのダウンタウンにある古い倉庫街を再開発したパールディストリクトをイメージし、街のインダストリアルな建築物やDIYカルチャーを反映した新しいストアコンセプトも用意する。コロンビアスポーツウェアジャパン代表取締役社長のマッスィモ・ラッザリ（Massimo Lazzari）は「ターゲットを広げ、ビジネスの最大化につながることを期待したい」と話している。