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「素材の魅力」伝えるクリエイターズプロジェクトを三井化学が開始

2016年01月17日 21:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

SWP/light 001 Image by: 三井化学
新しい視点で「素材の魅力」を伝えるクリエイターとのコラボレーションプロジェクト「Material Meets Creative Team」を三井化学が立ち上げた。第1弾のクリエイターには、ドラフト(DRAFT)の川上恵莉子を起用。三井化学が開発し、天然パルプと同様のミクロサイズに枝分かれした形状を持つ世界唯一の合成パルプ「SWP(=Synthetic Wood Pulp)」の入った特殊な紙を使って、LEDの蛍光灯「SWP/light 001」を制作した。

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 「新たな顧客価値の創造」を推進中の三井化学は、素材が生み出す機能や価値を広く社会に知ってもらいたいという考えから今回のプロジェクトを開始。広告・クリエイティブの専門誌「月刊ブレーン」のクリエイティブリレーコーナーで、新たなプロダクトやコミュニケーションを生み出す様々なクリエイターとコラボレーションして製品を紹介していく。
 クリエイター第1弾の川上恵莉子は「SWP/light 001」を通じて、普段は表に出てこないが常に身の回りにある「素材」、それらを組み合わせたイノベーションを表現したという。染色では表現できない高い白色度を持つSWP配合の紙は、天然パルプとの相性の良さから、独特の柔らかい風合いを生み出すとともに、1枚の紙の中で雪のような純白と氷のような透き通る透明感を出せる点が特徴。熱をかけると透明に変化するほか、エンボス加工を施すと立体的にもなるため、デザイン性を活かしたファッションカタログや包装容器、名刺やグリーティングカード、ブックカバーなどに活用されている。
■Material Meets Creative Team 特設サイト