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「空間を支配したい」デザイナー山本耀司が画家の朝倉優佳とアート展開催へ

2016年01月15日 21:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

アーティスト朝倉優佳とデザイナー山本耀司 Image by: Fashionsnap.com
デザイナー山本耀司が1月15日、画家の朝倉優佳と共に展覧会「画と機」を東京オペラシティ アートギャラリーで開催することを発表した。その序章として同日、2016年春夏コレクションの立ち上がりに併せて青山本店内で2人が手がけた壁画のインスタレーションを公開した。

山本耀司がアート展開催への画像を拡大

 「ヨウジヤマモト」は、2016年春夏コレクションで朝倉優佳とコラボレーションし、ハンドペイントが施されたドレスやスーツを発表した。青山本店では、パリで発表したコレクションピースを展示すると共に、1階と地下1階の壁面に朝倉優佳が直接描いた作品を公開。人体を題材に大胆なタッチかつ鮮やかな色彩で、コレクションの世界観が表現されている。展示は6月30日まで。
 東京オペラシティ アートギャラリーで開催される展覧会「画と機」-山本耀司&朝倉優佳展の期間は、12月10日から3月12日。「画」は絵画、「機」は「はずみ」や「機会」「機織(服)」を意味し、また「ガキ」という音から世間が子供に向ける目への反抗や抵抗の表現も捉える新作を発表する。絵画とファッション、二次元と三次元、男と女といった、反発しながらも惹かれ合う創造の根源に挑みながら「空間を支配したい」(山本耀司)という。