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水の使い過ぎをセーブ!水道使用量を可視化するモジュール式デバイスが登場

2016年01月15日 07:51  Techable

Techable

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海外に留学した友人の話。ホームステイ先で歯磨きをしていたら、水の出し過ぎを注意されたという。

これは決して、特殊な例ではない。水資源が潤沢な日本では考えられないかもしれないが、水が貴重な海外では当たり前のこと。水不足はどこの国でも深刻な問題なのである。

そんな問題を解決しようと動いたのが、革新的なプロダクト開発で知られるammunition。日々の水使用量が一目でわかる、画期的なデバイス「Droppler」を誕生させた。
・強力なセンサーで水の量を可視化
まるで、お洒落な花瓶といった風情の「Droppler」。

内蔵された強力なセンサーとプロセッサが、水の音を検知。蛇口をひねっている間、中央のモニターに、リアルタイムでその量が可視化される仕組みだ。

モニターの光が頂点まできたら、必要量に達したということ。そこで水を止めれば、無駄遣いを抑えることができる。

専用アプリと組み合わせれば、さらに便利。水使用量の目標値を設定したり、進捗状況を追跡する機能がついているそうだ。
・変身自在なモジュール式
配管をいじるといった面倒なセッティングは、一切なし。水回りのカウンターに置くだけで、即利用可。控え目なデザインなので、インテリア雑貨としても十分活用できるのもポイントだ。

本体はモジュール式のため、そのパーツを使うことで、別のプロダクトを生み出すこともできる。セキュリティカメラやスピーカーを筆頭に、全部で100通りもの製品に変身するというから面白い。

モジュラー・エレクトロニクスに意欲を見せるammunitionの新作。Indiegogoで、2月5日まで資金調達中。製品のプレオーダーは、119ドル(約1万4千円)から受け付けている。

Droppler/Indiegogo