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マニアが教える『天空の城ラピュタ』ウンチク パズーのトランペット奏者はあの名曲も吹いていた!

2016年01月14日 13:31  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

マニアが教える『天空の城ラピュタ』ウンチク パズーのトランペット奏者はあの名曲も吹いていた!

 1986年に公開されてから今年30周年を迎えるスタジオジブリの名作『天空の城ラピュタ』。ジブリファンの間では、金曜ロードショーにそろそろ来るんじゃないかと去年から言われ続けていましたが、1月15日・22日に行われる「2週連続 冬もジブリ」の15日に放送されることが決定しています。


 今回はそんな『天空の城ラピュタ』にスポットを当てて、ちょっぴりマニア的な視点から軽~い見所なんかをご紹介しちゃいましょう。


【元の記事はこちら】


 天空の城ラピュタと言えば、ハラハラドキドキな冒険活劇もさることながら、それを盛り上げる音楽にも注目ですよね。 その音楽は、前作の『風の谷のナウシカ』からの続投で久石譲さんが手がけています。


 久石さんとの音楽の作りこみに関しては、主に本作のプロデューサーである高畑勲氏が深く関わっており、主題歌である「君をのせて」の作詞にも一役買っております。 劇中で主人公パズーが爽やかな朝のシーンで演奏するトランペットのソロ曲「ハトと少年」は、もはやファンのみならず有名な曲かと思うのですが、これを演奏している方はご存知でしょうか?


 実はこの曲を演奏している方は、爽やかな楽曲「ハトと少年」のイメージとは真逆なイメージを持つ有名楽曲も演奏している方。


 さて、その楽曲とは……? 必殺仕事人のテーマ~「冥土の鈴か、地獄花」!


 演奏者は数原晋さんという超有名なトランペット奏者。「スーパートランペッター」とも呼ばれる方で、沢山の有名曲を担当しています。その中の一つとはいえ、「ハトと少年」のイメージから「殺しのテーマ」のイメージの対比はなんだかちょっと面白いですよね。


 更にいいますと、過去の金曜ロードショーのオープニング曲である「フライデー・ナイト・ファンタジー」(夕焼けの波止場のシーンでトランペットが流れるオープニング)の演奏者でもあります。 必殺仕事人といい、金曜ロードショーのオープニングといい、70年代80年代生まれの人は思わずニヤリではないでしょうか?音楽一つをとっても、いろいろな関連性があって調べてみると楽しいものです。


 さて、今回の『天空の城ラピュタ』の放送は1月15日、22日の「2週連続 冬もジブリ」で放送されることは冒頭ご紹介したとおりです。22日は『魔女の宅急便』が予定されています。 そして毎度恒例、公式ニコニコ生放送では「ラピュタ実況生放送」が決定しています!!!


 MCは自称日本唯一のジブリ芸人こと「いずみ包」さん、準レギュラーのジブリ大好き「うえむらちか」さん、アシスタントはこの記事の筆者「くろすけ」です。最後に宣伝突っ込んですみません。さらにゲストは??……Coming soon…。


 一人でもみんなと観ている感じが味わえるニコニコ映画実況。
今回は『天空の城ラピュタ』でみんなと一緒に盛り上がりましょ~。みなさんの「熱いバルス弾幕!」実況にてお待ちしております!


▼ラピュタ実況
http://live.nicovideo.jp/watch/lv248025023


スタジオジブリ作品「天空の城ラピュタ」をみんなで一緒に見よう<テレビ実況生放送>


(文:ジブリグッズ収集家 くろすけ)