映画『フローレンスは眠る』が、3月5日から東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇ほか全国で順次公開される。
同作は、同族経営である中堅化学工業会社・佐藤理化学工業会社の次期社長誘拐事件を描いたクライムサスペンス。犯人が次期社長の命と引き換えに要求する幻のダイヤモンド「フローレンスの涙」に隠された秘密と、同族会社の抱える闇を描く。
監督、脚本、編集を手掛けたのは小林克人と小林健二の兄弟。『フローレンスは眠る』は、公的記録のない独居高齢者や育児放棄された戸籍のない児童などを題材にした2009年の初長編作『369のメトシエラ』以来の長編映画となる。
出演者には、佐藤理化学工業会社の社長秘書で誘拐犯・牧羽剛役の藤本涼をはじめ、桜井ユキ、前田吟、池内万作、東幹久、宮川一朗太、村上ショージ、岸明日香、山口果林、山本陽子、山本學が名を連ねている。