映画『火の山のマリア』が、2月13日から東京・神保町の岩波ホールほか全国順次公開される。
昨年の『ベルリン国際映画祭』で銀熊賞を受賞した同作は、グアテマラの社会問題と、同国の火山の麓で両親と一緒に暮らす少女・マリアを描いた作品。マリアは想いを寄せるペペにアメリカに連れて行ってもらうために提示された条件を飲んで彼に処女を捧げるが、ペペは1人で旅立ってしまい、やがて残された彼女の妊娠が発覚する、というストーリーだ。
監督を務めるのは、グアテマラ出身で本作が長編デビュー作となるハイロ・ブスタマンテ。出演者には現地で暮らす人々が起用されている。