映画『スナッチャーズ・フィーバー ―喰われた町―』が、1月23日から特集上映『未体験ゾーンの映画たち 2016』で公開される。
カナダのジェイ・ダールが監督を務める同作は、映画用語で「視点ショット」を意味する「POV」のスタイルで撮影されたSFスリラー。課題作品を制作するために車で取材旅行に向かった映画学科の大学生4人が、平穏に見える街で、豚の仮面を被った子どもや弁当箱に詰められた不気味な物体、奇妙なメイクをした双子、背を向けて直立する人々、救いを求める少女などに遭遇し、やがて不可思議な現象に巻き込まれていく様と、身近な人が「別の何か」に密かに取って代わる恐怖を描いた作品だ。
現在公開中の予告編では、挙動不審な町の人々の様子や、人ではない何かが姿を現す瞬間、画面に迫ってくる豚の仮面を被った子供の映像などが盛り込まれている。
なお特集上映『未体験ゾーンの映画たち 2016』は、1月2日からヒューマントラストシネマ渋谷で開催されているほか、1月23日から大阪・シネ・リーブル梅田でも開催。さらにギャガによる動画配信サイト『青山シアター』でも配信される。