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ヒロインのモデルはファミリア創業者、今秋のNHK連続テレビ小説は「べっぴんさん」

2016年01月13日 16:12  Fashionsnap.com

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 NHKが、平成28年度後期の連続テレビ小説として「べっぴんさん」を制作すると発表した。子供服作りに邁進するヒロイン「すみれ」と家族たちを描いたドラマで、脚本はドラマ「ファースト・クラス」や映画「赤い糸」、「さよならみどりちゃん」などを手がけた渡辺千穂が担当。放送は10月3日から全151回で、オーディションを行い2月~4月の間にヒロインが決定する。

NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」制作発表の画像を拡大

 ヒロインは、昭和のはじめ神戸の山の手で生まれ、早くに亡くなった母から教えられた刺繍や手芸が大好きな「すみれ」。会社を経営していた父、活発な姉のもとで何不自由なく育ち、18歳で結婚し、その後娘を授かるなど順風満帆だったが戦争で一変。財産を没収されたが子供服作りに邁進し、日本初の総合子供用品店をオープンさせるヒロインと、その家族や仲間たちの姿を描く。ヒロインはファミリアの創業者、坂野惇子をモデルとしているが、登場人物や団体は改称してフィクションとして放送する。渡辺千穂は「彼女たちが自分たちのため、同じように途方に暮れながら赤ちゃんを抱えた母親たちのためにと、幸せな未来を夢見て頑張って来たことは、豊かな時代を生きる私たちの幸せにも繋がっているのではないかと思っています」とコメント。プロデューサーは、堀之内礼二郎が担当する。