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間宮祥太朗、浦井健治ら『ニーチェ先生』イベント登壇 浦井「福田雄一監督の世界観が好き」

2016年01月13日 15:21  リアルサウンド

リアルサウンド

『ニーチェ先生』トークイベント風景

 間宮祥太朗、浦井健治が出演する、松駒原作のドラマ『ニーチェ先生』のインターネット配信が、2016年1月14日より動画ストリーミングサービス“Hulu”で開始される。配信に先駆け、試写会及びトークイベントが1月12日に都内某所で行われ、ニーチェ先生こと仁井智慧役の間宮祥太朗をはじめ、松駒役の浦井健治、原作者の松駒が登壇。司会として、芸人のニッチェ(江上敬子、近藤くみこ)が登場した。


参考:TOKIO・長瀬智也主演のドラマはなぜハズレがないのか? 役者としての個性を考察


 『ニーチェ先生』は、悟りを開いたかのような態度で客や店員を翻弄するコンビニバイトの男性と、その同僚たちの仕事模様をコミカルに描いていく作品。ドラマ化されたことへの心境を聞かれた松駒は「ドラマ化するなんて思ってもいなかったので、まったく実感が湧きません。嬉しいですが、信じられない気持ちの方が大きいです」と、戸惑いながらも喜びを語った。


 続いて、客席からの歓声に迎えられ間宮祥太朗と浦井健治が登壇。お互いの印象を聞かれた浦井は「撮影現場で初めて挨拶をした時に、間宮くんに苦笑いされました。(間宮が)メイクさんに『あの人は落ち着きがない』って言ってたみたいです」と振り返り、初対面で浦井からハイテンションな挨拶を受けたという間宮は「初めて会った時から、『あっ、松駒さんだな』って思いました。最初は松駒のキャラクターをしっかり仕上げてきてすごいなと思っていましたが、日を追うごとに、役ではなく、浦井さんの素なんだということがわかりました(笑)。カメラが回っていなくても、松駒と仁井のような距離感でしたね」と、ドラマさながらに息のあったトークを披露した。


 『33分探偵』や『勇者ヨシヒコシリーズ』の福田雄一が脚本と演出を担当している本作。出演のきっかけについて浦井は、「福田監督から『浦井にぴったりの役がある』と言われて、『ニーチェ先生』の話を聞きました。原作ファンに対するプレッシャーや不安もありましたが、福田監督の世界感が好きだったので、その言葉を信じて受けることを決めました」と語り、続けて間宮は役に対する印象について「コメディセンスに自信はありませんでしたが、自分としてはブレない仁井を作っていこうと思っていました」と語った。


 本作は、佐藤二朗をはじめ、松井玲奈、内田理央、松田凌とバラエティ豊かな役者が脇を固めている。出演者同士のエピソードを聞かれた間宮は、「浦井さん発案で共演者同士のLINEグループを作って、撮影の合間の待ち時間にみんなでやりとりをしたり、面白いシーンの写メを撮って共有してました」と、現場の楽しげな様子を語った。


 そんな二人の印象を聞かれた松駒は、「もともと業務日誌を漫画化したものなので、ドラマ化にあたっての不安はたくさんありましたが、二人の様子や撮影現場を見学して想像以上だなと感じました。原作の再現を徹底しながらも、原作を越えるものになっていると思うので、ドラマを見るのが楽しみです」と語り、トークイベントは幕を閉じた。(取材・文=泉夏音)