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武田梨奈、斎藤工から引き継ぎアカデミー賞授賞式のレッドカーペット・ナビゲータに

2016年01月12日 13:11  リアルサウンド

リアルサウンド

斎藤工、武田梨奈

 女優の武田梨奈が、WOWOWプライムにて2月29日に放送される『生中継!第88回アカデミー賞授賞式』のレッドカーペット・ナビゲーターを務めることが決定した。


参考:武田梨奈が明かす、過激シーンを乗り越えた心境「落ちる所まで落ちて、見いだせる強さもある」


 武田は、「ビックリしました。まさかナビゲーターに選ばれるなんて思っていなかったので、私でいいのかなと思いました」と、今回の就任が決まった瞬間を振り返る。昨年の同番組でナビゲーターを務めた斎藤工に相談したことも明かし、「全力で楽しんだらいいよと言われたので、今は楽しみだなという気持ちでいっぱいです」と期待の言葉を口にしながら、「現地で起こること全部が楽しみです。同じ場所にいて感じられることすべてを目に焼き付けたいなと思いますし、わたしが見たもの、感じたものすべてを伝えていきたいと思います」と意気込みを語った。


 昨年は現地に赴き、レッドカーペットで多くのハリウッドスターにインタビューを行ってきた斎藤は、「とにかく華やかでしたね。露出の多いドレスも多く、目のやり場に困ることもありましたが」と笑いを交えて語る。「初めての経験だったので最初は怖いなと思う気持ちもありました。ただ、大スターである映画人たちの器の大きさを感じましたし、メディアに対して、どういう佇まいをすればいいのか、役者として非常に勉強になりました。昨年の仕事を通じて、自分が役者であることを再認識しましたし、今は自分のやれることをやろうという気持ちになれました。今度は役者としてここに帰ってきたいですね」と振り返った。


 武田は、そんな斎藤のインタビュー映像を観直し、勉強になることがたくさんあったといい、「その場の雰囲気や心境、衣装についてなど、その場にいるからこそ聞けることを直撃している部分が面白かったので、今からわたしはどう質問しようかと悩んでいます。でも、同じ役者として、彼らに聞きたいことがたくさんあるので、そこをぶつけてみたい」と意気込みを語った。


 今年はスタジオゲストとして登場する斎藤は、「きっと視聴者の方も、変に背伸びしたコメントよりも、梨奈ちゃんの素直なコメントが観たいと思うので、変に知識武装をしないで、素直にその場で思ったことをぶつけてみたらいいんじゃないかな」と武田にエールを送った。


 また1月14日には、WOWOWでは初となるアカデミー賞ノミネーションの模様を現地ロサンゼルスから生中継することも決定。武田はこのノミネーション発表の瞬間にも現地に滞在し、リポートを行う予定で、「工さんが言ったとおり、背伸びをせず、その場で起こったことを皆さんに伝えて、一緒に生中継を楽しみたいと思います」と語っている。


 2月29日に放送される『生中継!第88回アカデミー賞授賞式』では、ジョン・カビラと高島彩が司会を務め、スタジオ・ゲストには斎藤工に加え、映画評論家の町山智浩も参加。また、レッドカーペット・ナビゲーターには、『硫黄島からの手紙』などに出演している俳優の尾崎英二郎が武田梨奈とともに登場する。なお、第88回アカデミー賞授賞式では、『アダルトボーイズ青春白書』のクリス・ロックが総合司会を務める。(リアルサウンド編集部)