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スペインの人気漫画を映画化した『SPY TIME -スパイ・タイム-』、漫画にまつわる新場面写真が公開

2016年01月12日 10:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)Zeta Cinema, S.L

 1960年~80年代にスペインで連載されていたスパイ漫画を映画化した『SPY TIME -スパイ・タイム-』より、新たな場面写真が公開された。


参考:スペインで大ヒット『SPY TIME –スパイ・タイム-』日本公開決定 スパイ親子の活劇描く


 本作は、本国スペインで2015年のアクション映画オープニング記録を達成したスパイ映画。平凡な会社員のアドルフォは、ギャングに命を狙われたことをきっかけに、冴えないオヤジだと思っていた父親のアナクレトが、エリート・スパイだったことを知る。アドルフォは、そんな父親のアナクレトとタッグを組み、宿敵のバスケスに立ち向かっていく。


 原作は、1964年から1980年代まで、大手新聞に連載されていたスペインの人気コミックシリーズ『Anacleto: Agente Secreto』(秘密諜報員アナクレト)。若手スパイのアナクレトが、ボスの命令を遂行するために南極や砂漠に向かうが、いつも最後には任務は無駄に終わってしまうというストーリー。繰り返し登場する悪役として、漫画家本人が描かれており、映画版では、コミックの連載終了から30年後の現在、スパイとして引退を迎えようとしているアナクレトと宿敵バスケスの最期の対決を描き出す。


 メガホンを取ったのは『ゴースト・スクール』のハビエル・ルイス・カルデラ。キャストには、主役アナクレト役に『私の秘密の花』イマノル・アリアス、宿敵バスケス役に『気狂いピエロの決闘』のカルロス・アセレス、アドルフォ役に『ラスト・デイズ』のキム・グティエレス、アドルフォの恋人カティア役に『スガラムルディの魔女』のアレクサンドラ・ヒメネスらが名を連ねる。


 『SPY TIME -スパイ・タイム-』は、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催中の「未体験ゾーンの映画たち2016」内で上映される。(リアルサウンド編集部)