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シェアリングエコノミーの普及に寄与する、貸しオフィスのためのマーケットプレイス「Desks Near Me」

2016年01月10日 08:01  Techable

Techable

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自宅やカフェ、レンタルオフィス、コワーキングスペースなど、複数の仕事場を使い分けるフレキシブルなワークスタイルが広がり、オフィススペースの貸手と借手をつなぐP2P型のオンラインマーケットプレイスが人気を集めている。
・貸しオフィスに特化したマーケットプレイスの先駆け的存在
貸しオフィスに特化したオンラインプラットフォームの先駆けともいえるのが、2012年5月、サンフランシスコで開設された「Desks Near Me」だ。

ニューヨーク・ロンドン・東京・シドニーなど、世界で9000件以上のレンタルオフィス、コワーキングスペース、会議室を網羅。

エリアや物件の種類、レンタル期間などをもとに検索し、このプラットフォームを通じて、直接、予約することもできる。
・P2P型マーケットプレイスの仕組みを他社にも提供
技術面で「Desks Near Me」の中核を担っているのは、P2P型オンラインマーケットプレイスに汎用できる独自のシステムソリューション「Near Me」。

Near Meは、アウトドアグッズを貸し借りする「StokeShare」、料理教室やフィットネス講座など、ユーザー間の“教える”と“学ぶ”をつなぐ「Froggler」といった、他のP2P型マーケットプレイスにも導入されている。

「LiquidSpace」、「Deskbookers」、「ShareDesk」など、“オフィス版Airbnb”とも呼ばれる競合サービスが乱立する中、「Desks Near Me」は、コア技術である「Near Me」を他社に提供することで、シェアリング・エコノミー(共有経済)の仕組みを様々な分野に展開しようとしている点が特徴といえるだろう。

Desks Near Me