ザウバーF1チームの上級エンジニアであるジャンパオロ・ダラーラが、同チームを離れる見込みであることが分かった。
ドイツのSpeed Weekは、2000年にザウバーに加入したダラーラが15年以上を過ごしたヒンウィルのチームを離れ、ドイツの人気ツーリングカーシリーズ、DTMで新たなキャリアをスタートさせると報じている。
レポートでは、昨年までヘッド・オブ・トラック・エンジニアリングとしてザウバーの主要メンバーを務めていたダラーラが引き続きスイスに住みながらBMWチームMTEKのレースエンジニアに就くという。
47歳のダラーラは、ザウバー時代にニック・ハイドフェルド、キミ・ライコネン、フェリペ・マッサ、ハインツ-ハラルド・フレンツェン、ジャンカルロ・フィジケラ、ジャック・ビルヌーブ、ロバート・クビカ、ニコ・ヒュルケンベルグ、エイドリアン・スーティルらと仕事をしており、チームがBMWザウバーとして参戦していた2006年から09年まではBMWとも一緒に作業をしている。
Speed Weekによれば、ダラーラの後任はまだ決まっていないという。