マリメッコやヨウジヤマモトのアイウェア展開するモンドティカ 村井と合弁で新会社設立

　日本精密の連結子会社でアイウェアの企画・販売や輸出入を行う村井が、香港のMondottica International Limited（以下、Mondottica社）と合弁会社MONDOTTOCA Japanを設立する。相手先は、欧米をはじめ世界80ヶ国以上で「ハケット ロンドン（HACKETT LONDON）」や「マリメッコ（Marimekko）」等のアイウェアをライセンス展開する企業で、合弁会社では、Mondottica社が有する全ブランドのサブライセンスと日本国内での独占販売権、優先交渉権を使用することができる。

アイウェア村井とモンドティカが合弁設立の画像を拡大

　村井は、「ヴィクター&ロルフ（VIKTOR&ROLF）」「ジル スチュアート（JILL STUART）」「ソニア リキエル（SONIA RYKIEL）」など11のライセンスブランドを取り扱うほか、4つのハウスブランド商品を展開しており、売上高は年々拡大。一方Mondottica社は、「テッドベーカー（TED BAKER）」ブランドのアイウェアで急成長を遂げ、現在では世界的な11ブランドのライセンスを有し、アイウェアのほかアパレル・鞄などにも製品領域を拡大しつつある。両社は「ANNA SUI EYEWEAR」や「ヨウジヤマモト（YOHJI YAMAMOTO）」ブランドのアイウェアで以前からも取り引きがあったが、国内にMONDOTTOCA Japan社を設立することで、従来は大きな変更が難しかったMondottica社製品も日本市場向けに開発していくことが可能になる。MONDOTTOCA Japan社の資本金は1,000万円で、村井とMondottica社が折半出資する。