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自称“マザコン”志村けんがファンに送ったメッセージ

2016年01月09日 10:30  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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昨年7月、都内在住の介護士の女性が志村のブログにコメントを寄せたところ、時を置かずに志村けんが彼女に励ましのメッセージを送った。 そのころ女性は、認知症を患い余命いくばくもない母親を介護中。その母親は大のドリフターズファンで、特に志村の『アイーン』が大好きだという。そして女性はこんなコメントを書き込んだ。 《母はドリフターズが大好きで、DVD全部を買い込んで、闘病中の励みにするかのように、1日何十回も見ては大爆笑してました。今は、もう間もなく最期がくる自分の力を精一杯振り絞って、病院から応援しています》 このコメントが書き込まれて2時間後、夜12時過ぎに志村は女性に対してこのように返信した。 《頑張って お母さんも 少しでも長く 祈ってます 少しでも力になれたら》 志村は昨年11月に最愛の母であった和子さん(享年96)を亡くしている。告別式に出席した、ダチョウ倶楽部の上島竜兵はこう語った。 「男はみんなそうかもしれないけど、マザコンですから」 志村は和子さんを人一倍、愛していた。 「自ら“マザコン”と称しているほどですから、男女の違いはあっても、その女性の母親に対する気持ちは痛いほどわかったのだと思います」(スポーツ紙記者) 残念ながら女性の母親は、メッセージを受け取った3週間後に亡くなってしまったのだが、志村の優しさに触れて安らかに旅立ったという。これだけではなかった。 『アイーン』が好きだったという父親を亡くした女性にはこうコメント。 《お父さん御冥福を。家族の方々が元気に笑って過ごす事がお父さんは幸せですよ》 また、腫瘍の手術をすることになった女性には、こんな励ましのメッセージを送っている。 《○○さん明日手術頑張ってね(中略)何事も諦めない。大丈夫。明日を信じて》 そんな神対応でブログでも人気を集めている。 「志村さんのブログは人気があり、1日に何十件もコメントが寄せられます。それを全部チェックして、返信するなんてことはなかなかできることではありません」(スポーツ紙記者)