家事の効率化を目的とした“知的家事”を提唱する本間朝子さん。そんな本間さんが行きついたのは、こまめな“ながら掃除”。そこでズボラ主婦でも、すぐにできる小ワザを教えてもらった。
洗濯機を回して干し、取り込み、たたんで収納。この一連の流れをシェイプする方法は?
「現代人は清潔志向が高まり、ちょっと着ただけの洋服でも洗濯しますが2、3回着てから洗濯すれば洗濯量が減ります。また、たたまなくても困らないものはたたまないなど、“やらなきゃいけない”発想から解放されることが大事です」
■カゴ3つで洗濯機は回すだけ
「Tシャツは裏返す、など洗濯のルールは家庭によって違います。家族で一致しないとモメる原因に。おしゃれ着や乾燥機をかけない衣類など目的別のカゴを用意してください。そうすれば、洗濯機を回す人は仕分けの手間なしに回すところから始められます」
■バスタオルは使わない
「うちはもう15年くらいバスタオルは使っていません。男は1枚、女は2枚のフェイスタオルオンリーで大丈夫」
これで、洗濯機の容量も、乾く時間もコンパクトに。
■ちょっと着た服専用の置き場を作る
ちょっとしか着てない洋服を洗濯機に直行は×。
「洗うほどじゃない洋服専用の置き場を作れば、きれいな洋服と一緒にしまうことへの抵抗もなくなり、洗濯の量が減らせます」