フェラーリは、2016年のニューマシンをインターネット上で発表すると報じられている。
フィンランド紙の『Ilta Sanomat』は、イタリアからの情報としてスクーデリアがプレシーズンテスト開幕前の2月19日(金)か20日(土)にニューマシンをインターネット上で発表するとしている。
ただ、同紙は「フェラーリがレースドライバーのどちらを最初に走らせるかは決めていない」と付け加え、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンのどちらがシェイクダウンを担当するかは未定のようだ。
フェラーリのニューマシンを巡っては、フロントサスペンションが大幅な再設計を受けるのではないかとの情報もある。
昨年から体制を一新したフェラーリは、王者メルセデスAMG最大のライバルとして、新加入のセバスチャン・ベッテルが3勝を挙げる活躍をみせ、コンストラクターズ選手権2位を獲得。今シーズンは打倒メルセデスが目標となる。
会長のセルジオ・マルキオンネは、昨年遅い時期までSF15-Tの改善を続けたことで2016年型マシンの開発作業に集中するのが遅れたと認めたが、それが今年の戦いに影響することはないと自信をみせている。
2016年最初のプレシーズンテストは、スペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで2月22日(月)から25日(木)の日程で行われる。