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“ながら掃除”すぐ手に取れる場所に道具を置くことが鉄則

2016年01月08日 10:20  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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家事の効率化を目的とした“知的家事”を提唱する本間朝子さん。もともと家事が大好きだったのかと思いきや、意外な過去を明かしてくれた。 「掃除が苦手で、苦痛でした。大嫌いだったからこそいかに効率化するかを考えるようになったんです」 行きついたのは、こまめな“ながら掃除”。 「初めはただのホコリでも、放置すると油や水分を吸って頑固な汚れに変化して、乾拭きしただけでは落ちにくくなります。だから、こまめにふいてあげることが大事。私は朝起きてからリビングに向かうまでの“歩きながら掃除”や、“友人と電話をしながら片手で掃除”を行います。そのために、いつでも気づいたときに、すぐ手に取れる場所に道具を置くことが鉄則なんです」 本間さん流の知的家事は、掃除だけでなく料理や洗濯にも、そのメソッドが応用される。ズボラ主婦でもすぐできる小ワザを紹介。 <掃除編> ■ついで掃除を誘うグッズ配置 「とにかくすぐに手に取れる場所に掃除道具を」(本間さん) 自宅にはリビングだけでもモップ類は4か所に配置。各部屋にもそれぞれ常備している。気づいたときにさっとすぐに掃除できるのがポイント。 ■植木やゴミ箱はキャスターつき ゴミ箱や、観葉植物など重くて持ち上げづらいものは、つい避けて掃除しがち。 「置いたままだと汚れもたまるので、床に直置きしないのがベスト。キャスターつきを選ぶか、キャスター台にのせる工夫を」(本間さん) ■洗面所には小さなスポンジとミニタオル 「洗面台には、小さく切ったスポンジとミニタオルを常備しておきます」(本間さん) 手を洗うついでに、ハンドソープをつけたスポンジでササッと排水溝などを掃除。洗面台使用後に飛び散った水は、ミニタオルですぐにふいて。