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デヴィッド・ボウイ、舞台『ラザルス』にフィーチャーされた新曲MVを公開

2016年01月07日 21:11  リアルサウンド

リアルサウンド

デヴィッド・ボウイ photo Jimmy King

 デヴィッド・ボウイが、新アルバム『★』(読み方:ブラックスター)より、最新MV「ラザルス」を公開した。


(参考:デヴィッド・ボウイはなぜ今も魅力的なのか 現役パンクスがドキュメンタリー映画を紐解く


 同MVは、シングル「★」の約10分に渡るショート・フィルムを手がけたヨハン・レンクが再び監督に。ヨハンは撮影について「あのようなマインドの持ち主とコラボレートするなんて夢物語だよ。まして2回も。直観力や遊び心があって、ミステリアスで含蓄が深くて…今回ほど圧倒的で充実感のあるプロセスには絶対にならないことが分かっているから、もうこれ以上ビデオを作る気はないね。要は太陽に手が届いたような経験だったんだ」と語っている。


 同シングルと同名の舞台作品『ラザルス』は、1963年のウォルター・テヴィス著『地球に落ちてきた男』(The Man Who Fell to Earth)がインスピレーションの基となった作品。デヴィッド・ボウイと劇作家・エンダ・ウォルシュによって書かれ、演出家・イヴォ・ヴァン・ホーヴェが監督した舞台作品である。デヴィッド・ボウイ自身は出演していないが、同舞台の中でも同曲はフィーチャーされており、現在ニューヨーク・シアター・ワークショップ(NYTW)にて上演中である。


 また、同アルバムは、デヴィッド・ボウイと盟友トニー・ヴィスコンティがプロデュースを手掛け、ダニー・マッキャスリン(Saxophone, Flute, Woodwind)、マーク・ジュリアナ(Drums, Percussion)、ジェイソン・リンドナー(Piano, Wurlitzer Organ, Keyboards)らジャズ・シーンのアーティストや、LCDサウンドシステムの中心人物であるジェームス・マーフィーがPercussionでの参加を果たしている。(リアルサウンド編集部)