2016年のフェラーリの新車はフロントサスペンションのレイアウトが大幅に再設計されていると、ドイツメディアが報じている。
ドイツのAuto Motor und Sportは、まだ正式名称とカラーリングの明かされていない新しいフェラーリが大幅に再設計されたフロントサスペンションのレイアウトを採用する見込みだと伝えている。
「名称とグラフィックはすでに出来上がっており、適切な時期にはお知らせする」と、チームプリンシパルのマウリツィオ・アリバベーネは語っている。
フェラーリは2012年からフロントサスペンションをプルロッド化しており、現在のジェイムズ・アリソン体制以降もそのレイアウトを踏襲。昨年、3勝を挙げたSF15-Tはジオメトリーの改良もあり、セバスチャン・ベッテルだけでなく、前年に不振を極めたキミ・ライコネンにもドライビングしやすいマシンに仕上がった。