マックス・フェルスタッペンは、トロロッソはフェラーリのパワーユニットにスイッチする今年、大きく前進するはずであると自信を示した。
トロロッソはこの2年、ルノーのパワーユニットのトラブルとパフォーマンスの低さに苦労してきたが、今年はフェラーリと契約、2015年仕様のパワーユニットの供給を受ける。
「以前からフェラーリかメルセデスのパワーユニットを搭載していたチームよりも僕らは大きく進歩すると思う」とフェルスタッペン。
「エンジン面に関して言うと、彼らは僕らほどの進歩を見つけられないだろう」
「僕らの方が改善の度合いが大きいはずだから、それが助けになるよ」
「今年もマシンがいいといいね。どうなるかは開幕戦の週末になるまで分からないけれど」
「新しいシーズンが楽しみで仕方ない。冬の間に頑張って作業に励み、体調面も整える。改めてモチベーションが高まるよ」
型落ちパワーユニットの場合、現行仕様と異なりシーズン中の開発がなされないことが不利だと考えられており、以前カルロス・サインツJr.は、シーズン序盤にできるだけいい結果を出しておきたいと語っていた。しかしそれでも昨年に比べるとよくなるはずだと彼は考えている。
「ひたすら抜かれるばかりだと、本当に絶望的になる」とサインツJr.は昨年のルノーのパワーユニットのパフォーマンスを指して言った。
「これ以上悪くなることはない。トロロッソは信頼性、ピットストップ、グリップの面でも一歩前進すると信じている。チャンスは十分あると思う」