マックス・フェルスタッペンは、F1ワールドチャンピオンの称号を一度とは言わず、複数回にわたって手にすることが自分の最終的な目標だと明かした。
昨年、17歳の若さでF1デビューを飾ったフェルスタッペンは、開幕2戦目で早くもポイントを獲得するとシーズン終盤は6戦連続の入賞を果たすなど記録破りの活躍をみせ、ベストルーキーとして高い評価を受けた。
現在トロロッソをドライブするオランダ人はレッドブルの長期契約下にあるが、そのポテンシャルには名門フェラーリやチャンピオンチームのメルセデスAMGが将来的な獲得を検討しているとの推測も持ち上がっている。
しかしフェルスタッペンは、これまで多くのトップドライバーが跳ね馬をドライブすることに憧れを抱き、最近ではセバスチャン・ベッテルがその夢を叶えているにも関わらず、彼自身は成功こそが目標であり、チーム名は気にしないという。
「僕の最終的な夢はワールドチャンピオンだけ、それも一度だけじゃない」と、フェルスタッペンが英スカイ・スポーツ・ニュースHQに語っている。
「それが僕の夢だよ。どのチームで達成するかは重要ではない」
「僕はこの先も長いし、まだ若い。だからもう一年ここに留まることは気にしていない」
彼は昨年末のFIA表彰式で「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を含む3部門を受賞したが、喜びこそあるもののそれに特別な感情は抱いていない。
「正直、僕は自分自身を決してルーキーとは比較しない。それは真のチャンピオンシップではないからね」
「でも、その中のトップで最多ポイントを記録することは常にいいことだ」
スカイ・スポーツは、フェルスタッペンとレッドブルとの契約が2018年末まで有効だと伝えている。