トロロッソF1チームの主要スポンサーである「CEPSA(セプサ)」が同チームとのパートナーシップを継続しない意向であることが分かった。
スペインのスポーツ紙「Marca」は、同国の大手石油企業であるCEPSAが2016年からリーガ・エスパニョーラに所属するサッカー界の巨人、レアル・マドリードへのスポンサーシップに専念するため、トロロッソとのパートナーシップを近く終了すると報じている。
また、CEPSAのサポートを受けるトラック・レーシングドライバーのアントニオ・アルバセテもサポート打ち切りを告げられたと述べている。
同社は、現在トロロッソに所属するスペイン出身のカルロス・サインツJr.をF3時代からサポートしてきたが、彼のF1デビューもサポートを終了する理由のひとつと考えられている。
CEPSAの公式ホームページに掲載された最新の記事「Objetivo Cumplido(達成した使命)」には、次のように記されている。
「我々CEPSAは、カルロスの目標であったF1参戦を実現できたことを誇りに思っている」
昨年、CEPSAのロゴは、STR10のリヤウイングや翼端板、ノーズなどで大きなスペースを占めていた。