伊藤忠商事が、アメリカ・ロードアイランド州に本社を置くアウトドアブランド「ワイルドシングス(WILD THINGS)」の独占輸入販売権およびマスターライセンス権の取得を発表した。1988年からインポートを中心に専門店やセレクトショップで展開されてきたが、今後アパレルはインス、バッグはジェイ・ケイ・ブイ・ジャパンを通じて市場拡大を図る。
伊藤忠が「ワイルドシングス」を独占販売の画像を拡大 「ワイルドシングス」は、女性として初めてアンデス山脈最高峰アコンカグアの登頂に成功したフランス人の女性登山家マリー・ミューニエール(Marie Meunier)とアメリカ人の登山家ジョン・ボーチャード(John Bouchard)夫妻によって、1981年に創設。夫妻は、厳しい自然環境に囲まれ、優れた登山家たちが多く活動するニューハンプシャー州ノースコンウェイを拠点に、登山用ウェアやグッズをデザイン・開発し、アメリカを代表するアウトドアブランドに「ワイルドシングス」を成長させた。新素材の採用にも積極的で、優れた機能性によって多くのプロ登山家の支持を集めるほか、防寒性を追求したウェアや丈夫なラゲージは米国軍隊にも継続的に採用。伊藤忠商事は、契約に伴って2016年秋冬シーズンからアウトドアに精通する30~40代の男女をターゲットに「ワイルドシングス」の本格展開を開始する。
■ワイルドシングス 公式サイト