世の中にはユニークで奇想天外なものが溢れていますが、アートの世界にもびっくり仰天なアイデアで私たちを驚かせてくれるものがいっぱい。
例えば、こちらの機関車にもあっと驚く仕掛けが。
一見、見ただけではなんのことやらわからないかもしれませんが、こちらはなんと、
鉛筆の芯をくりぬいて作った世界最小の機関車。
かなり実物の機関車に似た精巧な作りですが、実際は
1インチ(約2.5cm)にも満たないマイクロサイズになっています。
このアイデアを思いついたのは、アメリカ・ネブラスカ州で活動する
Cindy Chinnさん。
彼女は普段からアーティストとしてペインティングやオブジェ制作など、さまざまな仕事を手がけているのですが、なかでも木材を使った本人曰く“大工仕事”が日々のレギュラーワークなのだそう。
そして、日々木材をカットする中で生まれたのがこの鉛筆の彫刻。
それにしても、まるで切り絵のようなこの細やかさ。
そのあっと驚くディテールは、拡大鏡でのぞいてやっとわかるほど。
機関車が走れるようにと、橋まで完璧なシルエットで作り上げているのがまたお見事!ですね。
現在、こちらの機関車ペンシルはオーダーメイドでEtsyにて購入可能。
日本円にすると、約5万3000円になります。
少々高めではあるものの、この作品作りに費やした時間と労力を考えれば、珍しいもの好きには納得できるプライスかも?
ちなみに、機関車以外にこんなカエデの葉のような作品も作っています。
それにしても、この彫刻作品は度肝を抜くほど小さいのに、彼女自身のスタジオは以前学校だった場所だけにかなり大きい、とのこと。
そのギャップもなにやら面白いですね。
さすがに使うにはもったいないですが、鑑賞用としてこんなアートの世界に触れてみるのもいいかも?
Cindy Chinn
http://cindychinn.com/fine-craft/hand-carved-pencil-leads-by-cindy-chinnt.htm
Etsy
https://www.etsy.com/listing/232709509/made-to-order-pencil-carving-train-and?zanpid=2116386250859963392&utm_medium=affiliate&utm_source=zanox&utm_campaign=eu_buyer&utm_content=2147023