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欅坂46、メンバーインタビュー 上村莉菜・鈴本美愉・平手友梨奈が語る“これまでとこれから”

2016年01月04日 07:11  リアルサウンド

リアルサウンド

左から、上村莉菜・平手友梨奈・鈴本美愉。(撮影=三橋優美子)

 2015年8月21日、乃木坂46結成から4年後の同じ日、同じ場所で結成されたアイドルグループ・欅坂46。乃木坂46に続く「坂道シリーズ」第2弾として誕生した彼女たちだが、今のところ乃木坂46にとって妹分になるのか、それともライバルグループになるのかはまだ明言されていない。そんな中、10月からはレギュラー冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京系・関東ローカル)がスタートし、11月にはファンへのお披露目イベントとなるお見立て会を実施。12月16日にはフジテレビ系『2015 FNS歌謡祭 THE LIVE』で乃木坂46のみならずAKB48グループ、モーニング娘。や℃-uteなどのハロー!プロジェクト所属グループ、ももいろクローバーZや私立恵比寿中学など、スターダストプロモーション所属の先輩アイドルたちと同じ舞台に立ち、初パフォーマンスを披露したばかりだ。


 結成から4カ月が経った今、彼女たちは何を考え、どんなグループを目指しているのか。このインタビューではメンバーの上村莉菜、鈴本美愉、平手友梨奈に個々のパーソナリティについてやオーディションを受けたきっかけ、そしてグループでの活動や将来の目標について、話を聞いた。(西廣智一)


・欅坂46に入るまでの生活


──まず最初に、皆さんの幼い頃の話を聞きたいと思います。小さい頃、特に印象に残っていることは何かありますか?


鈴本美愉(以下、鈴本):家族と出かけることが多かったんですけど、一番思い出に残ってるのは、いとこの家で餅つきをしたことです。私、今は結構暗い感じなんですけど(笑)、小さい頃は全然そんなことはなくて。喋るのが大好きで、明るいねとか元気だねとか大きい声だねとかいっぱい褒めてもらった記憶があります。学級委員もやっていました。


──なぜ明るいキャラクターが続かなかったのでしょうか。


鈴本:高校2年生の終わりごろ、自分でもよくわからないんですけど……急に1人が好きになったんです(笑)。


──なんとなくそういう気分になっていったと。今はグループで活動していますが、大丈夫ですか?


鈴本:あははは。はい、大丈夫です(笑)。


上村莉菜(以下、上村):私も小さい頃からよく家族旅行に行ってました。今とあんまり変わらず、明るく元気で活発で、よくケガをする子供だったんです。


──周りの友達からはどういうふうに言われてました?


上村:今もですけど、身長が小さくてクラスでもずっと一番前だったので、それをネタにいじられることがあったり。でも、やると決めたことは最後まで頑張るタイプなんですよ。習い事も最後まで続けて、中1ぐらいまでは勉強も頑張って100点とか取っていました。けど、中2から授業についていけなくなって、まったく勉強をしなくなってしまって……。よく親に怒られましたけど、それでもなんとか生きてきちゃったんです(笑)。


平手友梨奈(以下、平手):私が一番印象に残ってるのは、小さいときに豆まきの豆を鼻の中に詰めて、取れなくなって夜中に病院に行ったことです(笑)。


──えっ?(笑) どうして鼻に入れてみようと思ったんですか?


平手:詰めてもたぶん取れるだろうなと思って遊んでたんですけど、結構押し込んじゃって(笑)。


──かなり衝撃的な記憶ですね。じゃあ小さい頃は思いついたことをどんどん行動に移すタイプでした?


平手:はい。とにかく元気で声が大きくて、『となりのトトロ』のメイちゃんみたいな感じでした。


・オーディションを受けた理由


──皆さんそういう幼少時代を過ごしてきたわけですが、もともとアイドルには興味はあったんですか?


鈴本:私はAKB48さんの前田敦子さんが大好きだったんですけど、AKB48さんが活動している姿を見て、私もやってみたいなという思いからダンスを習って。あるとき友達から「欅坂46のオーディションを受けない?」と誘われたのが、応募したきっかけでした。


上村:私は小さい頃からアイドルが好きで。モーニング娘。さんが一番好きだったので、お母さんとコンサートにも行ってました。で、中2のときにAKB48さんが流行って、自分も大好きになって、その公式ライバルグループの乃木坂46さんも大好きになって。他にも、ももいろクローバーZさん、私立恵比寿中学さん、チームしゃちほこさんなど、アイドルが全般的に好きなんですけど(笑)。で、乃木坂46さんの清楚な雰囲気に憧れていて、オーディションを受けました。


──アイドル好きでも、見てるだけで満足してしまうタイプと、自分も同じようになりたいと思うタイプがあると思いますが、上村さんは自分でやってみたかった?


上村:はい。やってみたいと思ったのは高校3年のときで、母がオーディションのことを教えてくれたんです。


──じゃあご両親は芸能活動には好意的?


上村:もう親バカ全開で(笑)。雑誌に1ページしか載ってなくても、5冊買っておじいちゃんおばあちゃんにあげたり、出演番組も全部録画して夜中に観てくれたりしています。


──ありがたいですね。では平手さんは?


平手:アイドルを知ったのは小学4年生ぐらいのときで、確かAKB48さんの「ポニーテールとシュシュ」が流行っていた頃でした。私の場合はアイドルになりたくてオーディションを受けたわけではなくて、自分を変えたくて受けたんです。


──自分を変えたいと思うきっかけが、何かあったんですか?


平手:学校にいるときの私は家にいる時のように自分を出せなくて、そんな自分があんまり好きじゃなかったんです。でも本当の私の性格は明るいほうだと思っているので、その明るさをちゃんと前に出して、誰かを勇気づけられるような存在になりたいなと。


──乃木坂46に対しては最初、どういう印象がありましたか?


上村:私はたぶん欅坂で1、2を争うほどの乃木坂46オタクで、握手会やライブにも行ってたんです。そういうアイドルとして活動する乃木坂46さんしか見たことがなかったんですけど、実際にお会いすると本当に優しくて、人柄も素晴らしいなって。『FNS歌謡祭』の控え室でも、誕生日が一緒の衛藤美彩さんや、秋元真夏さん、高山一実さんが気さくに話しかけてくださったり、写真を一緒に撮ってくださったりして、とても嬉しかったです。


鈴本:乃木坂46さんのことはあまり詳しくなかったんですけど、スカートの丈が長くて、清楚で落ち着いていて、AKB48さんとは違う雰囲気があるなと感じていました。初めてお会いしたのはレッスン場だったんですけど、入ってきたときから輝きというかオーラというか、全然違っていてすごいなと思いました。


平手:すごくキレイで可愛くてキラキラしていて、本当にすごいなって思いました。


──平手さんはブログに、生駒里奈さんと一緒に撮った写真をアップしてましたよね。


平手:はい(笑)。生駒さんからいろいろアドバイスをいただいたんですけど、すごい努力をしてきた方だから言葉の重みがあって。ひとつひとつの言葉が心にグサッときて、本当にすごい人だなと思いました。


・お見立て会で気持ちの持ち方が変わった


──皆さんは今年8月21日の最終審査を合格して今ここにいるわけですが、当日自分の名前を呼ばれたときのことを覚えてますか?


鈴本:当日は3次審査に残ったメンバーで並んでいて、名前を呼ばれたら本当に自分の人生が変わるなと思ったらすごく緊張して。で、自分の名前と番号を呼ばれたときは、喜びというよりは「これからどうなるんだろう?」という不安のほうが大きかったです。


上村:私は名前を呼ばれた瞬間……こんなこと言っていいのかわからないんですけど、一番仲良くなった子の番号を飛ばして私の名前が呼ばれたのがショックで。(合格メンバーの中に)オーディションで仲良くなった子が誰もいなくて、本当に不安だったんです。最終審査後すぐに写真撮影をしたんですけど、それも現実感がなくて夢みたいでした。


──しかもいきなり大勢の報道の方に写真を撮られたわけですもんね。


上村:失明しちゃうんじゃないかってぐらいフラッシュの光がすごくて、全然目が開かなかった。しかも「いつ撮ったの?」って瞬間の顔が新聞に載ってしまって、かなり恥ずかしかったです(笑)。


平手:私は最終審査の時点で自分が最年少なのがわかっていたから、合格発表後もそれが不安でした。しかもいきなりフロントに並んでいたので余計に不安で、インタビューもテンパってしまって。そんなときに今泉佑唯ちゃんや鈴本美愉が「こうやって答えればいいんだよ」とか「素直に答えれば大丈夫」と優しく教えてくれたので、本当にいい人ばかりが集まっているなと思いました(笑)。


──合格発表後の会見で、平手さんは「まだメンバーのこととかよくわからないんですけど、みんなのことを知って、いろんな色に染められるグループになりたい」と言ってました。あれから数カ月経ってメンバーの人となりがわかってきた頃かと思いますが、いかがですか?


平手:たぶんみんな、(11月の)お見立て会でいろいろ変わったんじゃないかと思います。気持ちの持ち方も変わってきたし、なによりお見立て会の最初の円陣を組んだときに本当に泣きそうになって。それは本当に忘れられないです。


──じゃあメンバー同士の仲は徐々に深まっていると?


鈴本:最初の1、2カ月はちょっとぎこちなさがあったんですけど、お見立て会を経て少し馴染めたような気がします。例えば菅井友香ちゃんは番組でお嬢様キャラが付いていたから、ちょっと近寄りがたいと勝手に決めつけていたんですけど、お見立て会で「自分は普通の女の子です」と宣言してからは何となく普通に話せるようになりました。


平手:私は鈴本美愉と一緒にいることが多くて、まだちょっと気を遣っちゃうメンバーもいるんですけど。でも合格後の合宿よりは気軽に話せるメンバーも増えたので、仲良くなっていると思います。


上村:私は人見知りしないので、そういうのはないかな。最初の合宿のときに全員と話そうと決めていたくらいなので。


・改めてテレビの力はすごいんだなと思った


──お見立て会はファンの方と接する初めての機会でしたが、最初にステージから客席を見渡したときはどう思いましたか?


鈴本:円陣が終わってすぐステージに出て行くんですけど、円陣の時点で鳥肌が止まらないし、そのまま出て行ったら本当に涙が出そうで。お客さんもすごくたくさん集まっていただいていたし、私たちはすごく恵まれているなと感じました。


平手:お客さんがすごく温かかったんですけど、私は緊張で客席を全然見れなくて。たぶん見たら頭が真っ白になって何も喋れなくなりそうで、ずっと正面だけを見ていました。


上村:私は最初のほうに出ていく並び順だったので、もう……緊張で気持ち悪くなっちゃって(笑)。ずっと汗をかいて震えていました。しかも照明がまぶしくてカメラをちゃんと見ることもできなかったり、全然狙ってないのにマイクに頭をぶつけたり、ドジなことばかりしてしまって恥ずかしかったです(笑)。


──しかも上村さんは自己アピールで吹いたトランペットのインパクトが強くて(笑)。


上村:(笑)。トランペットは番組で取り上げてもらって、それで覚えてくださっている方も多かったので、改めて買いました(笑)。


──そうなんですね(笑)。ファンの方と初めてコミュニケーションを取った際に、特に印象に残っていることは?


上村:一番前の列にスケッチブックを持っている方がいて、「バーンして」とか「ウインクして」とか次々に言葉を変えてくるのはすごいなと思いました。あとはトランペットについて「あれ、嘘でしょ?」とかなり言われたんですけど、「いや、本気です」と返しました(笑)。


鈴本:私のことを「栗」で覚えてくださっている方がほとんどで、中でも作ってきたウチワに名前じゃなくて「栗」と書いてあったのが一番印象に残ってます(笑)。改めてテレビの力ってすごいんだなと思いました。


平手:私も番組でやった(お笑いコンビ・流れ星の)ちゅうえいさんのモノマネを一緒にやろうと言ってくださる方がいたり(笑)。あと、生駒さんのファンの方が私のところに来てくださることが多くて、「生駒さんのように頑張ってね」とすごく温かい言葉をいただきました。


鈴本:あと、女性のお客さんからはもっと髪の毛を下ろしてほしいと言われました。


上村:髪型を真似してくださる女性のお客さんとか、番組での自撮り自己紹介のときに着てた白いワンピースみたいな服装をしてくださる方もいました。女の子に私の髪型を褒めてくれたのも嬉しかったです。あと、個人的に友達が5人来てくれて(笑)。来てくれるのを事前に知らされてなかったので、それもすごく嬉しかったです。


平手:私は黒髪ショートヘアが好きっていう方が多くて、「このままでいてね!」と何度も言われました(笑)。でも個人的には(乃木坂46の)生田絵梨花さんぐらい伸ばしたくて……。だからどうしようかなと、今は迷ってるところです。


・「不安」と「申し訳なさ」の『FNS歌謡祭』


──12月16日にはフジテレビ系『2015 FNS歌謡祭 THE LIVE』で初めてライブパフォーマンスを披露しました。最初にこのお話を知らされたとき、皆さんどう思いましたか?


上村:鳥肌が止まらなかったし、とても不安になりました。


──先ほど鈴本さんはダンスの経験があると言ってましたが、上村さんと平手さんはダンスの経験は?


上村・平手:まったくないです。


平手:だから周りについていこうと、必死で頑張りました。


上村:私は何もできなくて、毎日泣いて帰ってました。本当につらかったです。『FNS歌謡祭』も最初は全員出られるとは聞いてなかったので、とにかく不安しかなかったです。


鈴本:私も経験があるにしても、そんなに長い期間やっていたわけじゃなくて。小学生とか中学生のときだったので、少し期間が空いていたし、一応ついていけるんですけど、いつ追い越されるはわからないので、全然手は抜けません。それに私、1日でも復習しないとすぐ忘れてしまうので、毎日練習は欠かせないですし。


──そういう厳しい練習や「全員出すとは限らない」といったことで、芸能界の厳しさに初めて触れたんじゃないかと思いますが。


鈴本:私たちは今、すごく恵まれた環境にいるなと感じていて、これからどんどん厳しいと感じることが増えていくのかなと思っています。


──まだ活動が始まったばかりで、本当の意味での厳しさはもっと先にあると思いながら、今は必死に頑張っていると。


3人:はい。


──では、その『FNS歌謡祭』で大先輩方と並んでパフォーマンスしたわけですが、現場の雰囲気はどうでしたか?


鈴本:出演者の方々は本当にテレビのままというか、みんなキレイで本当にいい人たちばかりでした。私たちはまだデビューもしていない、結成して3、4カ月の状態で出させていただいたので、同じ場所に立つことに不安がいっぱいで。今まで感じたことのない空気に、とにかくすごく緊張しました。


──アイドルが好きな上村さんからしたら、あの現場は天国のようだったんじゃないですか?


上村:そうなんです! いやぁもう、控え室から幸せでした(笑)。でもリハーサルや本番では、私たちがステージを移動するときに毎回間に合わなくて。AKB48さんや乃木坂46さんが真剣に踊っているところの横を通るから、ぶつからないかとか邪魔にならないかなとか、そういうことを考えてすごい緊張しました。でも皆さん、ステージ裏ですごい優しくしてくださって。皆さん本当に心までキレイな方々なんだなって思いました。


平手:私は正直、申し訳なさのほうが大きかったです。「制服のマネキン」は乃木坂46さんの代表曲だし、そのAメロを私たちが歌わせてもらうことに恐縮するし、しかも乃木坂46さんとAKB48さんが初コラボをする中に私たちが入るのが余計に申し訳ないなと思って。嬉しいとかじゃなくて、本当に不安や申し訳ない気持ちが大きかったです。


──でもそこで迷惑をかけないように、一生懸命やろうと。


平手:はい。「制服のマネキン」に合った雰囲気も作らなきゃいけないし、でも欅坂46としての空気も出さなきゃいけないので、いろいろと大変でした。


・1人ひとりに個性や魅力が必ずあると信じている


──そんな姿勢で臨んだ初パフォーマンス、手応えはいかがでしたか?


上村:私は後ろのほうの立ち位置で陰になっていたのが悔しくて。


鈴本:正直もっとできたんじゃないかと。私の中では達成感はなくて、終わった後とかも悔しさのほうが大きかったです。


平手:私も達成感は本当になくて。絶対にもうちょっとできたと思うし、悔しさしかなかったです。


──ではその悔しさを、来年1月30日に控えた『LIVE EXPO TOKYO 2016 ALL LIVE NIPPON Vol.4』での初ライブにぶつけていこうと。初ライブではどういう欅坂46の姿を見せたいですか?


上村:私はグループのことを考えられるぐらい、まだ心に余裕がなくて。本当にダンスが……。なので、まずは毎日ちゃんとダンスレッスンについていけるように頑張りたいと思います。


──当面は自分自身の目標をクリアして、その中で自分の個性を見つけてグループに貢献すると。


上村:はい。


鈴本:まだ欅坂46しか持ってない雰囲気やオーラというのが自分でもわからないので、練習を重ねていくうちにどんどん見つけることがまず目標です。


平手:私はこの21人がオーディションに受かったからには、1人ひとりに個性や魅力が必ずあると信じているし、それを出さないと何も意味がないので、今は自分を信じて全力でパフォーマンスをしたいです。


──では私はここだけは人に負けないとか、そういう自信があるポイントってありますか?


平手:私は欅坂46の中で最年少なので、中学生っぽさも少しずつ出していけたらなと思います。


──今までお話を聞いていて、とてもしっかりしてると思っていたんですが、実はまだ中学2年生なんですよね。


平手:はい。でも私、幼く見られたくなくて。逆に大人っぽいほうがいいので、中学生っぽいのは(原田)葵ちゃんだけでいいのかな(笑)。


上村:私は本当に何をやってもできないので、誰にも負けないところは……まだないですね。


鈴本:私はこの性格なんですけど、前向きさとか気持ちの強さとかは誰にも負けない自信があります。常にポジティブです。


──欅坂46として将来こういうことをしたい、こうなりたいという目標はありますか?


鈴本:今は本当にたくさんのアイドルグループがいるけど、そんな中でもやっぱり欅坂46は他のアイドルグループとはひと味違うなってところを……欅坂46にしかないものを作りたいと思っています。私自身が人と同じことをするのが嫌いなので、他のグループにはないところをこれから見つけていきたいと思います。


上村:乃木坂46さんと同じ坂道シリーズとして誕生したので、乃木坂46さんのようになりつつも、ただの妹分では終わらないように、最終的には違う存在になれたらと。それと欅坂46は地方出身者が多いので、全国ツアーでメンバーの出身地を巡って、家族を招待して恩返しできたらと思います。


──成長した姿をご家族に見せて、安心させたいと。


上村:はい。実際私自身、ちょっと今は全然ダメなので、もっと頑張って成長したところを見せたいなと思います。


平手:私は……今は恵まれすぎていて、まだ先のことはあんまり考えられないんですけど、ライブをしたいっていう気持ちは強くて。でも、まだそこまでパフォーマンス力がないし、歌も全然だしダンスも動きも小さいので、基礎的なことを1つひとつクリアしていかないとダメだなと思っています。


(取材・文=西廣智一)