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小さな家具屋の店主がIKEA創業者を誘拐!? ノルウェー発『ハロルドが笑う その日まで』公開決定

2015年12月30日 11:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 ノルウェー映画『ハロルドが笑う その日まで』が、2016年4月に公開されることが決定した。


参考:年末企画:麦倉正樹の「2015年 年間ベスト映画TOP10」


 本作は、小さな家具屋の店主が、IKEAの創業者を誘拐するというストーリーをベースにしたヒューマンドラマ。主人公のハロルドは、40年間営んできた小さな家具店を誇りにし、何世代にも受け継がれていくクオリティの高い家具にこだわり続けてきた。そんな折、店の目の前に、世界最大の家具販売チェーンIKEAの大型店舗がオープンし、ハロルドの店は閉店に追い込まれてしまう。さらに最愛の妻も失い、怒りを募らせたハロルドは、IKEAの創業者イングヴァル・カンプラードへの復讐を決意し、IKEA第1号店があるスウェーデンのエルムフルトを目指す。道中で出会った孤独な少女エバも誘拐計画に加わり、極寒の地での珍道中が始まる…。


 主人公ハロルド役を演じた、『ヘンゼル&グレーテル』のビョルン・スンクェストは、本作でノルウェーのアカデミー賞にあたるアマンダ賞で、歴代最多となる5度目の最優秀男優賞を受賞した。そのほかに、『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のビヨルン・グラナート、『ビッチハグ』のファンニ・ケッテルらが出演する。メガホンを取ったのは、ノルウェーの映画監督グンナル・ヴィケネ。(リアルサウンド編集部)