『イット・フォローズ』に著名人が続々コメント　E・ロス「2015年のベスト・ホラー映画！」

　1月8日に公開される映画『イット・フォローズ』に、ジョン・カーペンター、イーライ・ロス、エドガー・ライトら各界著名人がコメントを寄せた。

参考：食人ブームの真打『グリーン・インフェルノ』に見る、イーライ・ロス監督の恐怖の原点

　『イット・フォローズ』は、『アメリカン・スリープオーバー』のデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督による長編2作目のホラー映画。ある男から“それ”をうつされ、他の人には見えないものが見えるようになった19歳のジェイが、いつ襲ってくるかわからない“それ”の恐怖と対峙する模様を描く。主人公のジェイを演じるのは、『ザ・ゲスト』のマイカ・モンロー。

　ミッチェル監督が本作を製作する際に参考にしたという『ハロウィン』『ゼイリブ』のジョン・カーペンター監督を筆頭に、『グリーン・インフェルノ』『ホステル』のイーライ・ロス監督、『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン-』『ショーン・オブ・ザ・デッド』のエドガー・ライト監督ら海外勢が本作への絶賛コメントを寄せているほか、『メタルギア』シリーズの小島秀夫監督、『フラッシュバックメモリーズ 3D』の松江哲明監督らもいち早く作品を体験した感想を語っている。

■ジョン・カーペンター（映画監督『ハロウィン』『ゼイリブ』） コメント
遂に素晴らしいサスペンスとホラーが融合した作品が生まれた。最高だ！

■エドガー・ライト（映画監督『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン-』） コメント
非常に独特で革新的でビューティフルなホラー映画だ

■イーライ・ロス（映画監督『グリーン・インフェルノ』『ホステル』） コメント
2015年のベスト・ホラー映画！

■小島秀夫（『メタルギア』シリーズ監督） コメント
全盛期のカーペンター作品を彷彿させる新しい才能の登場だ。「何かが追いかけてくる！」という古典的サスペンス要素を、現代ホラーに上手く取り入れている。これまでにない恐怖と斬新さにとり憑かれるだろう。

■松江哲明（ドキュメンタリー監督） コメント
性交渉をこんな形で描けるとは！ホラーというジャンルの、懐の深さを感じさせる作品だった。

■松田青子（小説家、翻訳家） コメント
美しくて、恐ろしくて、甘酸っぱくて、中毒性がある。　そして、こんなに切実なサバイバルはなかなかない。

■ナマニク（映画ライター） コメント
スクリーンの端に見える人影にすら恐怖を覚え、淡い恋心を絶望に変える。“それ”は、実に禍々しく厭な呪いだ。

（リアルサウンド編集部）